
うさぎの成長期は生後4ヵ月~1歳前後の時期といわれています。
身体の成長期はおおよそこの1歳前後で落ち着くため、順調に育っていれば体型や体の大きさもこの時期にほぼ決まります。
この時期はうさぎの生命活動の中でも最も元気でヤンチャな時期にあたります。
あちこち活発に動き回るのはもちろんのこと、物事に対する好奇心なども旺盛なので、無邪気でかわいらしい反面、飼い主としてはいろいろと頭を悩ますこともでてくるでしょう。
しかし、ある意味では1番可愛く、しつけのし甲斐がある時期でもありますので温かい目で見守りつつ、根気よく面倒を見ていきましょう。
うさぎの成長速度
うさぎの年齢を人の年齢に当てはめると、非常に成長スピードが速いことが分かると思います。
人間に該当する年齢はおおむね下記の通りなのですが、そのスピードはおよそ人の10倍速ということになります。
驚きですね。
生後~4ヶ月 | 人年齢で誕生~9歳 |
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4ヶ月~3歳 | 人年齢で9歳~30歳 |
3歳~6歳 | 人年齢で30歳~50歳 |
3歳以降~ | 人年齢で50歳~ |
うさぎはあっという間に歳をとっていきます。
こうみるとその一瞬一瞬がとても貴重なものに思えてきます。
うさぎの身体の成長
種類にもよりますが、体の大きさは大体25㎝~35㎝ほどが多数を占めます。
ほとんどの場合、1歳前後で体の成長は止まります。
尚、個体差があり、自然成長だけではなく食事、運動量、睡眠、そして飼育環境などによっても変動していきます。
この時期の牧草はアルファルファ
うさぎの食事はある程度分別しやすく、成長期には成長期の、大人には大人のごはんが適しています。
成長期に与えるペレットはマメ科のアルファルファ牧草が主原料のものをおすすめしています。
アルファルファは体や骨をしっかりつくるための栄養素が豊富に含まれており、たくさん食べる成長期に最適です。
この時期に丈夫な骨や筋肉などを作るための高タンパク・高カロリー・高カルシウムをしっかり摂取させ、大人の時期に健康的な生活を送れるように備えておきましょう。
もちろんたくさん食べるとはいってもある程度食事量を制限し、節度を持たせてしつけることが重要なのは言うまでもありません。
おすすめのペレット
成長期のうさぎにおすすめのペレットはこちらです。
アルファルファが主原料のペレットフードです。
100%新鮮なアルファルファ牧草を使っており、高たんぱくで栄養もしっかり取れます。
またグルテンフリーで食物繊維も豊富なため、消化不良やうっ滞防止にも適しています。
お腹いっぱい食べて元気に過ごしてもらいたいけど、健康にも気を遣いながら育てていきたいという飼い主さんにピッタリ!
・アルファルファ100%の栄養豊富なペレット
・手軽に与えられるアルファルファ
・ご使用のフードに混ぜ、成長期や高齢期、繁殖期の栄養補給に
・無駄なく使えて経済的
・散らばらないのでお掃除簡単
・粉が出にくくアレルギーをお持ちの飼い主さんに
主成分(平均値)
粗たんぱく質 | 19.7% |
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粗脂肪 | 2.1% |
粗繊維 | 29.8% |
カルシウム | 1.3% |
リン | 0.3% |
今与えている牧草に少しずつ混ぜるだけで大丈夫です。
ファスナー付きですので品質管理もお手軽です。
成長期を過ぎた7ヵ月目あたりからティモシー主原料のペレットに変えてください。
※すぐに切り替えられるに越したことはありませんが、種類によっては突然食べ物が変わると食べなくなってしまううさぎもいます。
6ヶ月過ぎたあたりを目安に少しづつティモシーペレットを混ぜていくのがおすすめです。
また、うさぎ本来の主食は牧草です。
ペレットを子供のうちから与えすぎると将来的に牧草を食べなくなる恐れがあるため、与えすぎには十分注意してください。
まとめ
- 生後~1歳までは最も活発な時期で、体の成長はこの時期に決まる
- うさぎの成長速度は人のおよそ10倍で体の大きさは25~35cmにとどまることが多い
- 成長期に適したペレットはマメ科の牧草であるアルファルファを主原料としたもの
- 高タンパク・高カロリー・高カルシウムを成長期に与えることで筋肉や骨格の形成に努める
- 成長期を過ぎたらイネ科のティモシー主原料のペレットに変える