舌ペロするハリネズミ

ハリネズミにオススメの床材は?失敗しない正しい選び方のポイント!

The following two tabs change content below.
伊藤ヤスヒコ

伊藤ヤスヒコ

幼少のころからペットを飼っている、自他ともに認める動物好き。都内の某ペットショップ店長とは15年来の親友で、週2回は必ず動物たちのお世話を買って出ている。動物病院も併設されていいるため、獣医さんとの交流でさまざまな専門知識を吸収。ペットショップ店頭では、訪れたお客さんに飼い方などをアドバイスし、喜んでもらうのが最大の生き甲斐になっている。

本記事では、床材選びのポイントやツボが分かるようになっています。
ハリネズミを飼育するのに、床材は必需品です。

どんな床材を選べばいいのか分からない
選ぶときの基準が知りたい

そんな飼い主さんに向けて書かれているので、参考にしてみてください。飼育環境やハリネズミの性格や性質によって最適な床材は違います。きっと「一番良いもの」の見極めに役立つはずです。

ハリネズミに床材は必需品

ハリネズミを飼育する上で、床材は必需品です。ケージの下に敷き詰めることでハリネズミの怪我防止や消臭効果、それに飼い主さんにとっても掃除が楽になるという利点があります。

でも床材とはいってもたくさんの種類があります。正直言って、何が良いかよく分からない…そんな方もいるかもしれません。

本記事では以下で、ハリネズミ用にどんな床材を選べば良いか押さえておきたい“ツボ”をまとめてみました。どれも基本的なことですので、この“ツボ”をしっかりと押さえておくことで最適な床材が見つかるはずです。

オススメの床材

ハリネズミ用の床材は、代表的なもので主に5種類あります。

広葉樹マット(ウッドチップ)
コーンリター
クルミリター
トイレ砂
ペットシーツ

それぞれの床材の特徴について説明していきましょう。

広葉樹マット(ウッドチップ)

広葉樹マット

楽天市場
広葉樹マットは、ハリネズミの飼い主さんに使われることの多い床材の1つです。

保温性があるため冬でも暖かく、木の良い香りがするので消臭効果もあります。

しかも割と安価で手に入るので、経済性重視なら広葉樹マットはおすすめです。
ただし、細かい木のクズがたくさん出るので、エサの皿や水の皿に入って汚れてしまいます。

掃除をする頻度も多くなり手間もかかるので、使用前にザルなどで細かい木クズを漉してからケージに入れるようにしましょう。

この手間を入れるだけでも、あとの掃除がだいぶ楽になります。

また、スギやマツなど針葉樹のチップもあるので、選ぶときには注意が必要です。
針葉樹のチップを使ってしまうと、ハリネズミにアレルギーが出る可能性があります。

体を掻くことが多くなったり、皮膚が赤くなってきたらすぐに使用を中止して、病院で治療してもらってください。

丸メリット
保温性がある
消臭効果がある
リーズナブル

バツデメリット
細かい木のクズが出やすい
アレルギーが出る可能性がある(針葉樹チップの場合)

コーンリター

コーンリター

楽天市場
コーンリターはトウモロコシの穂軸でできた床材です。

白っぽい色をしていて丸い形をしています。
固いので歩くときにザクザクという音がするので、夜中の活動時間帯だと少し音が気になることもあります。

でもウッドチップのようにクズやホコリも出ないし、口に入れても自然素材なので安心です。
ただし、あまり頻繁に口に入れて食べている様子があれば、使用を控えた方がいいかもしれません。

なかなか消化できず、腸閉塞になる恐れがあるためです。

ニオイはやや酸っぱい感じで、樹液に似ています。
嫌なニオイではないので、日常的に使用していてもあまり気になることはありません(個人差がありますが)。

値段はウッドチップより少し高めですが、安全に使いたいという方にはおすすめできます。

丸メリット
自然素材で健康への影響が小さい
口に入れても安全

バツデメリット
飲み込むと消化できず腸閉塞になる恐れがある
ややニオイに癖がある

クルミリター

クルミリター

楽天市場
コーンリターが白っぽい色をしている一方で、クルミリターの方は茶色く土のような色をしています。

粒は小さく、コーンリターより固め。
吸収性はそれほど高くありません

クルミリターも自然素材のため、口に入れても安全ですが、頻繁に口に入れるようなら一時的に使用を控えてみましょう。

飲み込むと消化できずに腸閉塞になったり、便秘の原因になることがあります。

また粒が小さいため、おしっこをすると性器にクルミリターがついてしまうことがあります。
ニオイはコーンリターと同様に酸っぱい臭いがしますが、特に気になることはありません。

値段はコーンリターとあまり変わらないので、ハリネズミに合っている方を選んであげましょう。

丸メリット
自然素材で健康への影響が小さい
口に入れても安全

バツデメリット
飲み込むと消化できず腸閉塞になる恐れがある
吸収性があまり良くない

トイレ砂

トイレ砂

楽天市場
トイレ砂はハリネズミ用と猫や小動物用の砂がありますが、どれを使用しても大きな差はありません。

ただし、固まらないタイプの砂を使用することが条件になります。

おしっこをすると固まってしまうタイプの砂は、性器について怪我や思わぬ事故の原因にもなるためです。
トイレ砂を使用する時は、必ず固まらないタイプかどうかを確認して購入するようにしましょう。

また、砂には体をこすりつけてダニや細菌を退治する役割もあります。
床材として使用しなくても、トイレに砂を敷き詰めておくことはおすすめです。

一番のメリットは、コーンリターやクルミリターと比べて吸収性に優れていること。
そのためケージの床がおしっこで濡れることがなく、ハリネズミの体が汚れる心配がありません。

丸メリット
吸収性が良い
体についた細菌や虫を退治できる

バツデメリット
ケージ内が汚れやすい
固まらないタイプは性器に砂が付きやすい

ペットシーツ

ペットシーツ

楽天市場
ペットシーツの最大のメリットはケージが汚れず、消臭効果が抜群な事です。
掃除も簡単なため、一度使うとずっと使い続ける飼い主さんがたくさんいます。

ウッドチップのようにアレルギーが出る恐れもないため、安心して使用できます。
1枚当たりの値段も安いもので約4円とリーズナブルなので、経済的です。

デメリットは破いてもぐったり、齧って食べてしまうことがあること。
食べてしまうと消化できずに腸閉塞になったり、消化不良を起こして便秘になることがあるので注意が必要です。

対策として養生テープで固定したり、ペットシーツの下に人工芝を敷くことでリスクを回避できるので、それほど大きな心配はしなくて大丈夫でしょう。

丸メリット
消臭効果が抜群
掃除が簡単

バツデメリット
齧ると消化できず腸閉塞の恐れがある
固定しないと下に潜って出てこない

\ペットシーツの詳細は下記の記事がオススメ!/

床材選びで押さえておきたい5つのポイント

床材選びで押さえておきたいツボは5つあります。飼育している環境、飼っているハリネズミの性質や特徴によって最適な床材も違ってきます。

是非、床材選びの参考にしてみてください。

①アレルギーが出ない

ハリネズミはアレルギーの出やすい動物です。その代表的なものが針葉樹。床材には針葉樹を使ったウッドチップがありますが、使用は極力控えるようにしましょう。

ウッドチップを使用するのであれば、必ず広葉樹のタイプにしてください。広葉樹であれば、アレルギーは出ませんが、万一皮膚が赤くなったり頻繁に体を掻くようになったらすぐに使用を中止し、他の床材に交換しましょう。

②掃除がしやすい

掃除のしやすさも大きなポイントです。ケージ全体の掃除は週1回程度で問題ありませんが、糞やおしっこは毎日出るものなので、気が付いたらその都度掃除をする必要があります。

基本的に排せつ物がついた床材を捨てることになりますが、毎日のことなのでなるべく簡単に掃除できるものがいいですよね。そこで便利なのがペットシーツです。

そのまま丸めて捨てるだけなので、ウッドチップのように捨てた分だけ足しておく、なんてことをしなくてすみます。消臭効果もあり、利用している飼い主さんも多いようです。

※固まるタイプの猫砂などは注意※
掃除のしやすさという点で、おしっこをすると固まるタイプの猫砂は確かに便利です。ただし、ハリネズミの場合、固まった砂が生殖器やおしりに付いて排泄できなくなったりする危険性があります。頻繁にお世話する時間のある方でない限り、使用は控えた方がいいかも知れません。

③排せつ物の臭いが抑えられる

歩くハリネズミ

ハリネズミの排せつ物は食べる餌によって違ってきます。

ドライフードや植物性のものを多く食べる子であれば、それほど嫌な臭いはしませんが、動物性のものを好んで食べる子はちょっと臭いがきつくなる傾向があります。

消臭効果のあるものとして、ヒノキを使ったウッドチップや、コーンリタークルミリターがあります。ペットシーツも消臭効果がありますが、タイプによって効果の強いものや弱いものがあるので、臭いが気になるのであれば消臭効果の強いペットシーツを選ぶ方がいいでしょう。

④口に入れても安全

コーンリターやクルミリターなどの床材は口に入るほど小さいものです。そのため、床材選びでは万一口の中に入って飲み込んでも安全なものを選びましょう。

コーンリターやクルミリターは自然のものですので、食べてしまっても有害ではありません。しかし、猫砂で使われているような紙製のものや、ひっかいて破けてしまったペットシーツの破片などは消化しきれずにお腹の中にたまって腸閉塞を起こすリスクがあります。

飼っている子が床材を口に入れる癖があるのか、よくひっかいてペットシーツを破くことが多いのかなど、性格や癖を見極めて使用する必要があります。

⑤吸収性がある

ウッドチップやコーンリター、クルミリター、ペットシーツなどは吸収性にも優れているので、ケージの下に敷き詰めておくことでケージを汚れから防ぐことができます。

人工芝を使用している飼い主さんもいますが、人工芝は吸収性があまり良くありません。どうしても使いたい場合は、下にペットシーツなどを敷いて吸収性を補ってください。

吸収性が悪いと、たまったおしっこが傷口に入ったり衛生的にあまり良くありません。吸収性が良くなかったら、他の床材と組み合わせて使うのも一つの手ですね。

飼っているハリネズミに合ったものを選ぶ

ハリネズミ

ハリネズミによって性格はそれぞれです。大人しかったりちょっとやんちゃだったり、落ちているものはすぐに口に入れてしまったり、又はトイレを覚えている子もいればトイレを覚えられない子もいます。

飼育環境やハリネズミの性質によって、自ずと最適な床材は違ってきます。

最初のうちはペットショップなどですすめられたものを使い、何種類か試してみてその子に合った最適な床材を見つけてあげてください。

まとめ~どんな床材が最適かしっかりと見極めを~

ハリネズミの飼育にとって、床材選びはとても大切です。種類も多く材質も様々なので、ハリネズミによっては合わない床材もあります。この子には合っていても、他の子にはまったく合わないなんてこともよくあります。

まずはハリネズミの健康に被害のない、できるだけ安全な床材を選んであげてください。その後に、掃除のしやすさや消臭効果の高いものなどを検討して最適なものを選ぶようにしましょう。あくまでも主役はハリネズミです。

飼い主さんの都合だけで選んでしまうと、ハリネズミにとって大きなダメージになることもあるので気をつけてくださいね。

広告

広告

関連コラム一覧