ハリネズミにおすすめの水とその効果について―水を飲まないのはなぜ?

ハリネズミには十分な水分量が必要です。
水を飲まないことで便秘や下痢、腎臓の疾患にかかることもあります。

それだけ水はハリネズミにとって大事なもの。

水道水でも問題はありませんが、健康面やアレルギーなど個々の体質を考えた場合、有害物質などを取り除いたハリネズミ専用の水をしようすることで、水によって引き起こされる問題を未然に防ぐことが可能になります。

どのような水を使えばいいのか、またはどのような効果があるのかなどおすすめの理由をご紹介します。

  • 目次
  • ハリネズミが水を飲まない理由は?
  • ハリネズミの水の与え方について
  • ハリネズミ専用の「ハリネズミのみず」
  • まとめ
  • ハリネズミが水を飲まない理由は?

    ここ最近、ハリネズミがあんまりお水を飲んでいないみたいだけど大丈夫?
    そんな心配をひそかに抱いている飼い主さんも、少なからずいるかも知れません。

    ハリネズミの場合、「エサを食べない」「水を飲まない」といったハンガーストライキを起こす子がよくいます。

    彼ら(または彼女ら)は何も「この頃あまり構ってくれない飼い主を困らせてやろう」なんてという、ささやかな抵抗としてハンストを行っている訳ではありません。

    ハリネズミが「エサを食べない」「水を飲まない」のは、それなりのやむを得ない理由があるのです。
    特に生き物の場合、「水を飲まない」のは生命維持の観点からいっても、決して軽視できる問題ではありません。

    それではなぜ、ハリネズミは命に関わる問題でもある給水をしないのでしょうか?
    そこにはいくつかの理由が隠されているようです。

    一つ一つ見ていきましょう。

    給水器から飲めない

    ハリネズミにお水をあげる方法として、「少し深めのお皿に入れてあげる」か「給水器及び給水ボトルに入れてあげる」かの2つの方法があります(他にもあるぞという方はこっそり教えてください)。

    ハリネズミの飼育方法を記した本や専用サイトでは、「お皿にお水を入れてあげるのは衛生上良くない」というような趣旨のことが書かれているのをよく目にします。
    確かにその通りで、床材や尿や糞などの排泄物が入ってしまうことがあるからです。

    すぐに水を取り替えてあげれば問題はありませんが、知らずに一晩中、あるいは翌日の遅くまでそのままの状態で放置しておくと、雑菌や細菌が一気に繁殖してしまうことがあり、衛生上あまり良くありません。

    そのため、給水器や給水ボトルで水をあげることを推奨していることの方が多いようです。
    ただし、急に給水器をケージに取り付けても使い方が分からず、飲まない(又は飲めない)子が出てきます。

    そのせいで、エサからしか水分を摂ることができず、いつの間にか水分不足の状態に陥ってしまいます。

    水分不足になると、便秘や腎臓の病気など様々な病気を誘発するので、「今日はどれくらい水を飲んだかな」と毎日チェックする必要があります。

    ストレスがかかっている

    給水器の使い方もちゃんと分かっている、お皿に入れた水の量は十分ある、それなのにここ最近あまり水を飲んでいないようだという場合、考えられる理由の一つが「ストレス」です。

    • 数日前から友達から犬を預かっていてよく吠える
    • ケージの場所をテレビの近くに移動したため、四六時中テレビの大音量にさらされている
    • タバコや香水の臭いがきつい

    このような、ハリネズミにとって大きなストレスになるような環境の変化が見られた場合、ハリネズミは飲むこともできないし、食べることもできません。

    ストレスが引き起こすその辛さは、ハリネズミも人間も同じです。

    消化器系などの疾患がある

    ハリネズミはとてもデリケートなため、消化器系や呼吸器系の疾患を患いやすい動物でもあります。

    下痢や便秘の他、肝臓に脂肪がたくさん溜まってしまう脂肪肝、腸捻転や異物誤飲による腸閉塞など消化器系の病気にかかると、食欲がなくなり水も飲まなくなります。

    そんな絶食状態が続けば、体力が落ち、免疫力が弱くなり、さらに大きな病気を引き起こしかねません。

    水道水が苦手

    日本の水道水は軟水が多いですが、硬度の高い水が供給されている地域もあります。
    東京をはじめとした関東地方と九州地方の水道水は硬度が高いと言われています。

    ハリネズミにあげる水は軟水がベストですので、ストレスも目立った疾患もないという場合、水道水が合わずに飲まないケースもあるようです。

    水質も地域によって様々です。
    ハリネズミによって合う合わないの問題が起こっても不思議ではありません。

    飲まない期間が数日であればそれほど問題にはなりませんが、何日も続くようであれば、いくら元気に見えても気が付いたときには重大な疾患に進行していることもあるため、すぐに対処する必要があります。

    ハリネズミの水の与え方について

    ハリネズミに水を飲んで欲しい。
    でもどうやって飲んでもらえばいいの?
    という方は、次のことを実践してみてください。

    給水器を認識させる ノズルの付いた給水器の使い方に問題がある場合、まずは給水器がどんなものなのかを認識してもらう必要があります。

    当然ですが、言語を理解できないハリネズミにいくら分かるように噛み砕いて説明しても、きっと分かるようになってはくれません。

    まず給水器のノズル部分に口元を持ってきて、水を出して口を濡らしてあげます。
    もし嫌がるようであれば、好きなミルクで口を濡らしてあげてもいいでしょう。

    それを繰り返すことで、だんだんハリネズミにも水分がとれることを認識させることができます。

    飼育環境を見直す ストレスの原因になるような要素を極力取り除いて、快適な環境を用意してあげましょう。

    テレビの近くにケージを置かない、エアコンの風が直接当たるような場所に置かない、他の動物を近づけないようにする、タバコや香水などきつい匂いをハリネズミから離すようにするなど。

    ストレス要素を一つ一つ排除することで、快適な住環境に満足して、再びエサや水を口にしてくれるようになるかも知れません。

    毎日スキンシップなどすることで、ハリネズミの体調の変化には敏感になるように心がけましょう。

    専用のミネラルウォーターをあげる 水道水の水質、硬度などが地域によってバラつきがあることはすでに述べた通りです。

    そのため、ハリネズミ専用の水を飲んでもらうことで、常に理想的な水分補給がされます。

    カルシウム、マグネシウムなどのミネラルの理想的な成分量、バランス、水の硬度、ハリネズミにとって好ましくない有害物質の除去など、水道水では手が回らない部分にまで配慮された専用の水を使うことで、しっかりと水分を摂ってくれるはずです。

    栄養バランスを崩すことなく、そのため病気になるリスクにさらされることもなく、安全に、安心して与えることのできる専用の水はそれほど多くの種類がある訳ではありません。

    その中でもおすすめできるのが、アペックスの「ハリネズミのみず」です。

    アペックスでは、ハリネズミ専用の水の他、その生態に合わせてウサギやペレット専用の水も販売しているため、安心して使用することができます。

    ハリネズミ専用の「ハリネズミのみず」

    アペックスのハリネズミ専用の「ハリネズミのみず」がおすすめの理由は、次の通りです。

    水道水より安全で、健康面にも十分に配慮が行き届いているため、愛用者も多いようですよ。

    アレルギー体質でも安全

    ハリネズミにとって有害になるような物質はすべて除去されているので、アレルギー体質の子にも安心してあげることができます。

    アレルギーは時に、命に関わるような体の異変を伴うこともあります。
    そのため、ハリネズミの体質に合った有害物質のないクリーンな水は、今後の健康面を占う意味でもとても重要になってきます。

    煮沸の手間がいらず簡単

    水道水で水をあげようとすると、浄水器をとりつけたり煮沸したりと何かと手間がかかるものです。

    しかも、毎日の定期的な水の取り替え、そして汚れるたびに新しい水に取り替えるとなると、だんだん億劫になってついサボってしまうこともしばしばです。

    何日も同じ水をあげていれば、細菌や雑菌が繁殖する条件が整い、当たり前のように水質の悪い水に変化していきます。
    まだ若い、元気なハリネズミであれば大きな問題もなく過ごせるかもしれません。

    しかし、まだ免疫力が十分ではない赤ちゃん、子供を産んだばかりで多くの栄養分が必要なお母さんハリネズミ、病気の予後を静かにおとなしく過ごしている病み上がりの子、それに免疫力が落ちてしまった高齢のハリネズミは、体の不調を訴えるきっかけを与えることになるかも知れません。

    しかし、ペットボトルに入った専用の水であれば煮沸する手間もいらず、すぐにあげることができます。
    毎日しなければならないことであるほど、簡略にすることで習慣化させる労力は大幅に減ります。

    「面倒だ」「手間がかかる」というちょっとした障壁を取り除くだけで、習慣化することはいとも簡単にできるのです。

    軟水で飲みやすい

    アペックスのハリネズミ専用の「ハリネズミのみず」は軟水であるため、水道水を受け付けないハリネズミでも飲みやすい水と言ってもいいでしょう(個体差はあります)。

    水の美味しい美味しくないの基準は、飲みやすさとも関係があるため、何度与えても飲まない場合、原因は水以外のどこかにある可能性があると考えた方がいいかも知れません。

    まとめ

    動物を飼っていて、どんなエサをあげるかに注意を向ける飼い主さんはたくさんいますが、どんな水をあげるかにまで意識を傾ける方はあまりいません。

    しかし、水は毎日飲むものです。
    水道水をそのままあげていれば、体質に合わないハリネズミも出てきます。
    それを知らずに無関心なままあげていれば、体の不調となってあらわれてこないとも限りません。

    水にももう少し意識を向けてあげるだけで、たとえ小さな変化に見えたとしてもハリネズミにとっては大きな変化に感じられるかも知れませんよ。

関連コラム一覧