食事中のハリネズミ

【決定版】ハリネズミがつい食べたくなる餌とおやつ総まとめ

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伊藤ヤスヒコ

伊藤ヤスヒコ

幼少のころからペットを飼っている、自他ともに認める動物好き。都内の某ペットショップ店長とは15年来の親友で、週2回は必ず動物たちのお世話を買って出ている。動物病院も併設されていいるため、獣医さんとの交流でさまざまな専門知識を吸収。ペットショップ店頭では、訪れたお客さんに飼い方などをアドバイスし、喜んでもらうのが最大の生き甲斐になっている。

ハリネズミは雑食家のため、植物性、動物性なんでも食べます。
ただし、食べてはいけないNGな餌には注意が必要です。

具体的に、

ハリネズミはどんな食べ物が好きなの?
ハリネズミの餌の選び方は?
あげてはいけない食べ物って何?

など、知りたい情報をギュッとまとめてみました。

ハリネズミはグルメで偏食もするので、偏食しない餌のあげ方も解説しています。
知らない方はぜひ、この機会に確認しておきましょう。

気になる1日の餌の量や回数なども分かりやすく解説しています。

飼育初心者から中級者の方までを対象にしています。

もちろん、「ハリネズミの餌のことなら何でも知ってるよ」という上級者の方も、ここで一度、知識をまとめてみるのもアリです。

是非、参考にしてください。

ハリネズミの好きな餌とおやつ

可愛いハリネズミ

ハリネズミはとてもグルメで、好き嫌いの多い動物です。
野生のハリネズミはコオロギバッタミミズカエルトカゲヘビ果実木の実など何でも食べます。

好きな餌を求めて長距離を移動するということもあって、体の大きさの割りに量もたくさん食べる“大食い”でもあります。

一方、飼育されているハリネズミは何を食べるのでしょうか?
ハリネズミによって嗜好は違いますが、好きな子が多い“ご馳走”を紹介しましょう!

ハリネズミ専用フード

推奨年齢 生後2ヵ月~シニア
主食orおやつ 主食として
栄養素の特徴 バランスが良い
カロリー ふつう
与える目安 普段の食事として
価 格 500円~3000円(容量による)

ハリネズミの餌の基本になるのが専用フードです。
ペットショップやネット通販では、さまざまな種類が販売されています。

ハリネズミの食性を考慮して、1袋に昆虫、果物、木の実、肉類などバリエーション豊富な食材が入っているものが主流です。

他にもビタミンやミネラル、亜鉛なども配合されているご飯もあり、正直選ぶのに困ってしまうことも多いですよね。

製造メーカによって、タンパク質や脂質やカルシウムなどの成分量がまちまちなので、「うちの子はどれをあげればいいの?」と迷ってしまいます。

そんな時に確認しておきたいポイントが

高タンパク&低脂肪

のものです。

何の問題もなく育っているハリネズミであれば、「高タンパク&低脂肪」のものを選んでおけば健康に大きな問題が生じることはないと考えていいでしょう。

当サイトで推奨しているのが、以下の2つのハリネズミ専用フードです。

どちらも高タンパク&低脂肪のご飯で、多くのハリネズミ愛好家の方たちが愛用していることでも有名です。

ハリネズミの餌に迷ったら、どちらかを購入しておきましょう。

「よく分からないからどっちかに決めて!」という方はSANKOのハリネズミフードの方を買っておきましょう。間違いありません。

SANKO ハリネズミフード
SANKOのハリネズミフードはハリネズミの定番のご飯の一つです。

ハリネズミの餌といえばこれ!という飼い主さんも多く、知名度、人気共にトップを走るハリネズミ専用フードといっても言い過ぎではありません。

良質な動物性、植物性タンパク質がバランスよく含まれている
粒が小さくて食べやすい
合成保存料が添加されておらず、体に優しい

などの点が評価されています。

ハリネズミの餌に迷ったら、とりあえずこれを選んでおけば間違いない!という定番です。

もしあまり食べなければ、違う餌を買ってブレンドしてあげたり工夫してみてくださいね。

我が家のハリネズミは、実はこの餌はあまり食べてくれませんでした。食いつきが良かったのは、次に紹介する「ハリーの主食」の方。
周りのハリネズミ仲間の方たちには、このSANKOのハリネズミフードの方が評判が良かったので、ご飯に関しては個体差が大きいようです。

容量は300g1kgの2種類があります。

300gであれば2週間前後で使いきれます。
1㎏であれば1カ月以上持ちます。

ちゃんと食べてくれるか不安…という方は300gのほうで試してみるのもいいかも知れませんね。
他の餌とブレンドすることで食べてくれることも多いので、1㎏あっても損することはありません。

ハリーの主食
ハリーの主食も人気の高いハリネズミのご飯の1つです。
SANKOのハリネズミフードと比べて粒がやや大きいため、小さい子にはちょっと不向きかもしれません。

水にふやかして柔らかくして与えると食べやすくなります。
大人から食欲がなくなってきたシニアのハリネズミまで、幅広い年齢に対応しているのも人気の1つ。

脂肪分が少ないため、特に運動不足になった高齢のハリネズミには最適です。
もちろん、ダイエット中の太り気味の子にもピッタリです。

「どんな餌をあげたらいいんだろう?」
「あまり太らずにスリムな体型を維持してほしい」

そう考えている方は、このハリーの主食をまず最初におすすめします!

容量は通常の500gと、お試しパックの100gがあります。

初めて購入する方は、お試しパック100gで食べてくれるか試してみてから500gを購入するのがいいかもしれませんね。

ミルワーム

推奨年齢 生後2ヵ月~シニア
主食orおやつ おやつとして
栄養素の特徴 やや脂肪が多い
カロリー やや高い
与える目安 普段のおやつ又は食欲不振の時
価 格 平均300円~400円(容量による)

ミルワームはハリネズミだけでなく、ハムスターなどの小動物全般に人気のある餌です。
おやつとしてあげるのが普通ですが、なぜ主食ではいけないのでしょうか?

それは、

高カロリー&高脂肪

だからです。

これを主食にしていたらたちまち丸々と太ってしまい、肥満街道をまっしぐらにひた走ることになります。

そのため、どの飼い主さんもあげすぎには注意しながら、食事の様子や健康状態を観察して適度な分量をあげる必要があります。

成長期で多くの栄養が必要な時期には積極的にあげても大丈夫
ただし、成長度合いを見ながらあげる量は調整しましょう。

コオロギ

コオロギ
推奨年齢 生後3ヵ月~シニア
主食orおやつ おやつとして
栄養素の特徴 高タンパク&低脂肪
カロリー ふつう
与える目安 普段のおやつ又は偏食している時
価 格 500円~2500円(容量や種類による)

コオロギもハリネズミの代表的なおやつの1つですが、食いつきで言えば、一般的にはややミルワームのほうがいいかも知れません。コオロギより柔らかくて食べやすく、脂肪分が多いせいです。

ハリネズミによって嗜好が違うので、もちろんコオロギの方を好んで食べる子もいます。

また、コオロギはミルワームと比べると、やや消化に劣る面があります。
そのため、乳歯が抜けて永久歯に生え替わる3か月目以降にあげるのがいいでしょう

コオロギは歯周病予防にも
自分の歯でしっかりと噛み砕けるようになれば、コオロギの外皮が歯についた食べかすを落としてくれるため、歯周病予防にもなります。

健康面で考えればコオロギの方がおすすめですが、成長期や妊娠期のお母さんハリネズミには栄養豊富なミルワームの方がおすすめ。

もちろん両方あげても大丈夫ですが、カロリー過多にならないように注意してくださいね。

ピンクマウス

推奨年齢 生後3ヵ月~シニア
主食orおやつ おやつとして
栄養素の特徴 高タンパク&高脂肪
カロリー 高い
与える目安 普段のおやつ又は栄養不足、食欲不振の時
価 格 平均1匹50円~60円(サイズによる)

ピンクマウスは生まれたばかりのハツカネズミの赤ちゃんです。

ハリネズミの餌として売られている場合、ほとんどが冷凍されたものです。
蛇やヒョウモントカゲモドキ(レオパ)などの爬虫類も大好物で、栄養豊富なご飯として人気です。

でも、ハリネズミのように小さな動物にとってはカロリーが高いため、与えすぎには注意してください。

偏食して栄養バランスが悪くなり痩せてしまっている時や、栄養があまり摂れていない様子の妊娠期や授乳期のお母さんなど、たくさんの栄養が必要な時に与えるのがいいでしょう。

与える頻度は週1匹程度
普段のおやつとしてあげる場合は、1週間に1匹、あるいは月に数匹程度にとどめておきましょう。

サイズもS~Lサイズがありますが、通常の大きさのハリネズミであればSサイズを与えてください。

また冷凍されているものを与える場合は、レンジか湯煎で中までしっかりと解凍されているのを確認してから与えてください。

野菜

新鮮な野菜
推奨年齢 生後2ヵ月~シニア
主食orおやつ 主食の一部として
栄養素の特徴 ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富
カロリー 低い
与える目安 栄養バランスが悪い時など
価 格 200円~1000円(容量による)

野生のハリネズミは基本的に、野菜を食べることはありません。
日常的に食べている昆虫などで栄養素が十分に摂れるためです。

そのため、私たちが飼っているハリネズミも専用フードをちゃんとあげていれば、野菜を与える必要性はあまりありません

もちろんあげても問題ありませんが、与えていい野菜与えてはいけない野菜があるので、そこをしっかりと区別しないといけません。

キャベツ、ニンジン、サツマイモなどはokですが、玉ねぎやホウレン草などはNGです。

NGな野菜を与えてしまうと、胃腸障害神経障害など体調不要の原因になりますので注意が必要です。

野菜をあげるメリット
野菜をあげるメリットは、不足しがちなビタミンやミネラルが摂れること、時々主食に混ぜてあげることで食のバリエーションが増え、偏食が少なくなること、などです。

小動物用として乾燥した野菜も売られていますが、スーパーで買ってあげる場合は一度茹でてしっかりと冷ましてから与えるようにしましょう。

食べやすい大きさに小さく刻んであげることも忘れないでくださいね。

果物

新鮮な果物
推奨年齢 生後2ヵ月~シニア
主食orおやつ 主食の一部として
栄養素の特徴 ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富
カロリー 低い
与える目安 栄養バランスが悪い時、偏食する時など
価 格 150円~1000円(容量による)

果物も野菜と同様に、ハリネズミにとって必ずしも必要なものではありません。

毎日ハリネズミ専用の餌をあげていれば、果物を食べなくても特に問題はありません。

専用フードをあげていても偏食してきたら、ドライフルーツ(動物用)や小さくカットしたフルーツをあげることでビタミンなど必要な栄養素を摂ることができます。

食感や味が変わることで飽きることなく、毎日の食事を食べてくれるようになるでしょう。

糖分の摂りすぎに注意
気をつけないといけない点は、果物に多い糖分です。

あげすぎてしまうと肥満の原因になります。
量や頻度はその子の体格や体調を考慮し、計画的に与えることが望ましいでしょう。

また、野菜と同じように与えていい果物与えてはいけない果物があるので、しっかりと把握しておきましょう。

与えてもいい果物はリンゴやバナナ、イチゴ、メロンなど、与えてはいけない果物は桃、スモモ、ビワなどです。

果物を与える場合は、食べてもいいのかどうか、事前にちゃんと確認しておいてくださいね。

鶏のササミ

鶏のささみ
推奨年齢 生後3ヵ月~シニア
主食orおやつ 主食の一部として
栄養素の特徴 高タンパク&低脂肪
カロリー 低い
与える目安 偏食した時又はダイエットしたい時など
価 格 200円~400円

鶏のササミは高タンパク低脂肪の食べ物ですので、つい食べる量が多くなっても大きな問題にはなりません。

そのため、肥満が気になるハリネズミや運動不足なのに食べる量が多くなった子などは、主食にササミを混ぜてあげることで、なるべく体重を増やさず健康的な生活を送れるようになるはずです。

手間がかからないから簡単
小動物用に作られた鶏のササミやササミのジャーキー、ササミのパウダーなども販売されています。

それらを利用することで、簡単に手間をかけずに与えることができます。

スーパーでササミを買って自分であげる場合は、茹でてからしっかりと冷ましてあげるようにしましょう。
味付けなどはせずに、そのままあげてくださいね。

ゆで卵

ゆで卵
推奨年齢 生後2ヵ月~シニア
主食orおやつ 主食の一部として
栄養素の特徴 高タンパク
カロリー やや高い
与える目安 栄養不足の時又は偏食している時など
価 格 平均1個20円ほど

ハリネズミにとって、ゆで卵は好物な食べ物の1つです。
食い付きが良く、主食と一緒にあげれば偏食が少なくなることが期待できます。

人間と同じように重要なタンパク源でもあります。
ただし、あげすぎは当然おすすめできません。

主食などのタンパク質量と調整しながら与えることで、卵のコレステロールが免疫力を高めてくれます。

また、メチオニンという必須アミノ酸は抗酸化作用を持っているため、基礎代謝を高めたり老化の防止にもなります。

カロリーがやや高め
欠点はややカロリーが高いこと。
ミルワームなど高カロリーのおやつを食べる時などは、ゆで卵は控えましょう。

それと、生卵は与えないようにしてください。
生の卵を与えるとサルモネラ菌に感染し、食中毒を起こす恐れがあるためです。

卵をあげる時は、必ず中までしっかりと茹でてあげるようにしてください。

乳製品(ヤギミルク又はカッテージチーズ)

推奨年齢 生後2ヵ月~シニア
主食orおやつ 主食の一部として
栄養素の特徴 高タンパク&低脂肪
カロリー 低い
与える目安 偏食している時など
価 格 500円ほど(ヤギミルクの場合)

ハリネズミも乳製品を食べることができますが、牛乳はNGです。

牛乳には「乳糖」という成分が含まれていて、ハリネズミはこの成分を分解することができず、飲むと下痢を起こす恐れがあるためです。


ハリネズミにミルクをあげる場合は、ヤギミルクをあげるようにしましょう。

ヤギミルクであれば乳糖が小さいため吸収でき、ほとんどの場合、下痢を起こすことがありません。

ただし、稀に下痢を起こしてしまう子もいるため、初めてあげる時は少量にして様子を見てから量を増やすようにしましょう。

↓ヤギミルクについてもっと知りたい人は関連記事をチェックしよう!↓

カッテージチーズ
それからハリネズミにあげられる乳製品として、カッテージチーズがあります。

カッテージチーズは牛乳から作られていますが、チーズの製造段階で乳糖を分解してくれるため、下痢を起こさずに食べることができます。

市販のカッテージチーズは塩分が含まれているため、あまりおすすめできません。

自宅でも簡単に作ることができるので、時間のある方は挑戦してみてくださいね!

ハリネズミの餌の選び方のポイント

可愛いハリネズミ

ハリネズミの主食である専用フードの選び方には注意が必要です。
選び方を間違えると、偏食や肥満の原因になることがあります。

ハリネズミ専用フードには原材料や成分量が記載されているので、それを確認して選ぶようにしましょう。

①高タンパク低脂肪のものを選ぶ

ハリネズミは代謝能力が高く、消化管も短いため体温を維持することが難しいので、高タンパクの食べ物を必要としています。

エサによってタンパク質の量が違うので、特に子供のハリネズミの場合はタンパク質の多いものを選ぶようにしましょう。

また、子供のハリネズミは脂肪が多くても大丈夫ですが、大人になったらなるべく低脂肪のものを選んであげるようにしましょう。

高齢のハリネズミや肥満してしまった子には、タンパク質の量が少なめのエサにしてあげると良いでしょう。

体調の変化などに注意して、ミルワームなどのおやつを与えながら調整してみてください。

②賞味期限をチェック

大容量のエサも販売されているため、飼育しているハリネズミの頭数や食べる量に応じて、購入するエサを決めましょう。
その際、気をつけたいのは賞味期限です。

賞味期限内に使い切れないケースもあるので、なるべく賞味期限が先のものを選んでください。
初めて与えるエサの場合は、最初は少量だけ購入するようにしたほうが良いかもしれませんね。

③なるべく小粒なもの

ハリネズミは顎が弱いため、硬い食べ物が苦手です。

そのため食べづらそうにしているときは、水でふやかして与えてください。

なるべく粒が小さいもののほうが食べやすいので、エサを選ぶときにも小粒なものを選ぶことをオススメします。

ハリネズミの餌のあげ方のポイント

チェック

ハリネズミに間違った餌のあげ方をすると、偏食したりあげたご飯をなかなか食べてくれなかったりします。
ハリネズミを飼っていて最も苦労することの1つが、この餌、ご飯の問題。

人と同じように、ハリネズミもバランスよく食べないと病気の原因になったり、寿命を縮めてしまう要因になることがあります。

反面、正しく餌をあげることで偏食することも少なくなり、ハリネズミの健康的な生活をしっかりとサポートすることができるようになります。

①初めてのご飯は少しずつあげる

初めてあげるハリネズミ専用フードの中には、その子にとって苦手な食べ物が入っている可能性があります。

いきなり餌を新しいものに総入れ替えするのではなく、いつも食べなれているものに少し混ぜて慣れさせることが大事になってきます。

毎日少しずつ新しい餌の量を増やしていき、ハリネズミに抵抗なく食べてもらいましょう。

②その日の体調を見てあげる

ハリネズミもその日によって、体調の変化があります。

暑い、寒いなど環境の変化を受けることが多く、いつもと比べて動きが鈍い、あまり寝床から出てきて遊ぶ様子がない、いつも残さず食べていた餌を残していたり、食べる量がいつもより少ない。

そのような変化が見られたら、栄養不足にならないように、普段はあまり与えない好物のおやつなどを中心にあげてみるのも1つの方法です。

栄養不足が続けば免疫力が落ちて細菌に感染したり、思わぬ病気を発症したりします。

まずは十分な栄養が摂れるように、栄養素の豊富なご飯を用意してあげましょう。

それでも食欲不振が続いたり、体調が回復しないようであれば、一度動物病院で診てもらった方が良いでしょう。

③バリエーションを増やす

毎日同じご飯を食べていれば、ハリネズミもいずれ飽きてきます。
あらかじめ数種類のハリネズミ専用フードを用意しておいて、ブレンドしてあげてみましょう。

数日に1回、そのブレンドする餌を変えてみたり、ブレンドする比率を変えることで、食事にバリエーションを与えてあげます。

ハリネズミも食の変化が楽しめて、飽きることなく毎日の食事を喜んで食べてくれるはずです。

また、普段はあまりあげない野菜や果物をあげるのも飽きるのを予防したり、食に変化を与えるという意味においても有効です。

ただし、野菜や果物の中には、胃腸障害や消化不良を起こすNGな食べ物もあるため、あげる時は与えて良いものを確認した上であげるようにしてください。

④水やミルクでふやかす

ミルクを飲むハリネズミ

ハリネズミはもともと顎の弱い動物ですので、食べやすさという点からみて、ふやかした餌をあげるのはとても有効な方法です。

固形のままの餌と、水やミルク(ヤギミルク)でふやかした餌とでは食感も違います。
食感が違えば同じ餌でも、飽きることなく食べてくれることが多くなります。

「食べやすさ」、「飽きの防止」という点でも、ふやかして食べさせる方法はおすすめできます。

ただし、夏場の暑い時は、ふやかした食べ物は腐りやすくなるため、餌は頻繁に換えてあげてください。
餌の皿を常に清潔に保って、衛生面には気をつけましょう。

また、ふやかした餌を食べると、食べカスが歯について歯周病の原因になることがあります。

歯磨きをしたり、歯磨き効果も期待できるコオロギをおやつとしてあげたりして、歯のケアも意識してあげてくださいね。

⑤主食とおやつを分ける

ハリネズミにとっての大好物、食い付きの良い餌といえばミルワームなどのおやつです。

ミルワームやピンクマウスなどは脂肪分が多く高カロリーのため、そればかりあげていたらたちまち肥満の原因を作ってしまいます。

そのため、主食は主食、おやつはおやつと区別しておく必要があります。
おやつはあくまでも食後にちょっとあげる程度の、軽い食事と考えてください。

メインはハリネズミ専用フードなどの主食です。
偏食していて主食をあまり食べない、成長期で食べ盛りのため主食だけでは物足りないなどの場合に、少しだけおやつをあげるように心がけましょう。

常に栄養のバランスを考えて食事をあげるように意識することが、ハリネズミの健康にとってとても大切になります。

ハリネズミが食べて良い物と悪い物

チェック

すでにお話したように、キャットフードやドックフード、フェレットフードなどもハリネズミのエサとして与えることは可能です。

しかし、キャットフードの主原料のひとつでもあるは野生のハリネズミは食べることがないので、推奨はできません。

他にも他動物のエサの中には、ハリネズミがもともと食べない原料が含まれている可能性もあるため、専用のエサを食べてくれなかったりエサがない場合の非常用としてあげる程度にしておきましょう。

それでは具体的に、ハリネズミは何を食べて良く、何を食べてはいけないのか見てみましょう。

食べて良い物

野菜キャベツ、ニンジン、トマト、小松菜、かぼちゃ、さつまいもなど
果物リンゴ、バナナ、メロン、イチゴ、梨など

他に、

ゆで卵、ささみ、ヤギのミルクなど

野菜は茹でて柔らかくし、食べやすい大きさに小さく刻んでください。
果物はビタミンを摂取できるというメリットがありますが、糖分も多く肥満の原因にもなりますのであげすぎには注意しましょう。

乳製品もあげることはできますが、牛乳は消化不良になることがあるので、与えるならヤギのミルクにしてください。粉ミルクもあり、専門ショップで手に入れることができます。

食べてはいけない物

野菜ねぎ、玉ねぎ、ほうれん草など
果物桃、すもも、梅、あんず、ビワなど

他に、

チョコレート、ナッツ類、レーズンなど

これらをハリネズミが食べてしまうと、中毒症状を起こしたり、消化不良胃腸障害腎障害神経障害下痢などを引き起こす可能性があるため控えるようにしてください。

重症化すると命の危険にさらされてしまうこともあるため、確認しておきましょう。

ハリネズミが1日に食べる餌の量と回数

食事中のハリネズミ

ハリネズミは1日にどれくらいの餌を食べるものなのか、またあげるのは1回?2回?それとも3回に分けて?など、初めての飼い主さんは特に分からないことが多いかもしれません。

量や回数などは、人によって最適な数字が違うため戸惑ってしまうこともあります。
ここでは、一般的に言われていることを分かりやすく説明していきます。

ハリネズミが1日に食べる餌の量は?

ハリネズミに1日に与える餌の量は、体重の5%程度が適当と言われています。

体重400g餌の量約20g
体重500g餌の量約25g

といったところです。

主食であれば大さじ1~2杯ほどです。
それにおやつとしてミルワームやゆで卵などをあげれば、ほぼ標準的な分量になります。

ただし、この量はあくまで目安にすぎません。1日の運動量やその時の体調によっても、最適な分量は変わってきます。
最初は面倒でも、餌の分量を計りながらあげてみましょう。

ハリネズミに与える餌の回数は?

ハリネズミには、1日に2回に分けて餌を与えるのが一般的です。

3回に分けて与えても問題はありませんが、飼い主さん自身の生活スタイルなどもありますので、自分の都合に合わせて2回、もしくは3回に分けて与えてください。

ハリネズミは夜行性のため、日中は寝ていることが多いので、活動をはじめる夕方から夜にかけて2~3回に分けてあげましょう。

まとめ

ハリネズミを飼っていると、分からないことがたくさん出てきます。
その中でも、餌に関する疑問はとても多いようです。

食べ物は体を作る原料にもなるし、活動するためのエネルギーにもなります。
それだけに、正しいものを正しいやりかたで与えることで、ハリネズミも健康で元気に暮らせるようになります。

特に餌のあげ方は、あまり気にしないという飼い主さんが意外と多いので、ぜひ覚えておいてくださいね。
コツさえつかめば、特に大きな苦労もなく楽しくハリネズミとの共同生活を送れるようになりますよ!

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