ハリネズミの赤ちゃんが餌を食べないときにはヤギミルクを!

ハリネズミはもともと好き嫌いがはげしくすることの多い生き物です。
そのため、「なかなかを食べてくれない…」という飼い主さんは少なくありません。

そんな時、大活躍するのが栄養豊富なヤギミルクです。
まず、ハリネズミの離乳時期や子供の時の食事方法についてご紹介したあとに、ヤギミルクがどうに良いのかをご説明していきます。

また、最後におすすめのヤギミルクも紹介しています。

離乳したばかりのハリネズミの赤ちゃんが餌を食べてくれない時はヤギミルクを

ハリネズミの赤ちゃんが卒乳する頃になって、大人のエサをあげてみよう…としたはいいものの、なんだかあまり食べてくれないみたいだけど大丈夫??

そんな心配を抱いている飼い主さんがいるかもしれません。

ハリネズミは臆病な動物ですので、初めて見るエサに対しては警戒するものです。
すぐに慣れてくるのであまり心配はいりませんが、あまり食べてくれないとちょっと心配になってきますよね。

栄養のあるご飯をちゃんと食べてくれなければ、体力も落ちて様々なを引き寄せる原因にもつながります

そんな時、どうすればちゃんとゴハンを食べてくれるようになるのでしょうか?

実は、エサをふやかすための水をヤギミルク(ゴートミルク)に替えてあげるだけで食べてくれることがよくあります。

牛乳じゃダメなの?と思うかも知れませんが、牛乳ではダメなんです
ヤギミルクでエサをふやかしてあげてみましょう。

そもそもヤギミルクってなに?どうしてヤギミルクじゃないとダメなの?という人のために、次章で詳しく説明していきましょう。

そもそもヤギミルクって何?

ヤギミルクとはヤギから搾り出されるミルクのことで、牛乳とくらべてアレルギーが出にくくもしにくいと言われています。

栄養価も高いため、成長期のハリネズミの子供には最適な飲み物と言っていいかもしれません。

ヤギミルクはハリネズミだけでなく、にも与えられるほどで多くの動物たちの健康に役立っています。
嗜好性が高いため、食欲がないときや元気のないときにはピッタリの飲み物です。

特徴1 とにかく栄養が豊富

ヤギミルクの特徴は何と言っても牛乳にくらべて、とにかく栄養が豊富なことです。
その理由はヤギは牛とは違い、雑草や木の葉、樹皮、低木なども食べるため様々な栄養素が乳に含まれているからです。

とりわけ、タウリンは牛乳の20倍含まれていると言われています。

タウリンには細胞を正常な状態に保つホメオスタシスの作用があるため、血圧が上昇したら下降させるなど心機能を維持したり、肝細胞の再生促進作用を持ったり、動物たちの健康維持に大きく貢献しています。

また、やたんぱく質も豊富で、骨や歯を丈夫にしたり免疫力を保つ効果があります。

特徴2 下痢をしにくい

牛乳は乳糖や脂肪球が大きいため、動物によっては乳糖を吸収できずに下痢になってしまう恐れがあります。
これを“乳糖不耐性”といいますが、ハリネズミや犬、猫はこの乳糖不耐性のせいで飲むと下痢をしてしまう子がたくさんいるのです。

一方、ヤギミルクの場合は、牛乳にくらべて乳糖や脂肪球が小さいため飲んでもしっかりと吸収することができ、下痢もすることがありません。

そういった点を見ても、ヤギミルクがハリネズミをはじめとする動物たちにとても優しい飲み物と言っていいかもしれませんね。

ただし、稀に下痢をしてしまう子もいるので、初めてあげる場合は少量にして、しばらく様子を見てあげましょう。

大丈夫なようであればそのままあげてくださいね。

特徴3 アレルギー性が低い

牛乳アレルギーを引き起こす原因は、α1カゼインというたんぱく質です。
牛乳にはこのα1カゼインが29%も含まれているのに対して、ヤギミルクはアレルギーになりにくいβカゼインが主体のため、3%しか含まれていません。

そのため、ハリネズミや犬、猫が飲んでもアレルギーが出にくいと言われています。

特徴4 消化・吸収が早い

ヤギミルクは脂肪球がとても小さいため、内臓に負担をかけずに素早く消化・吸収することができるのも大きな利点の一つです。

子供のハリネズミにはもちろん、あまり食欲のないシニアのハリネズミにも胃に負担をかけることなく効率的に栄養補給することができます。

ハリネズミの子供にはこのヤギミルクがおすすめ!

それでは、あまりゴハンを食べてくれないハリネズミの赤ちゃんや子供にはどんなヤギミルクを与えればいいのでしょうか?

ヤギミルクを与えるに当たって、重要視しないといけない点は次の3つです。

  • 保存料不使用で無添加であること
  • 安全で高品質であること
  • 成長期の子供でも満足できるほど栄養が豊富であること

これから丈夫に育ってもらうハリネズミの子供のことを考えたら、この三大条件は譲れません。

そして、探しました。
…その結果、この三大条件を最も高いレベルでクリアしたヤギミルクがありました。

それが、iliosmile(イリオスマイル)の オーガニックヤギミルク です!

この会社は犬用のエサやを製造・販売していますが、オーガニックや天然素材にこだわっており、多くの支持者を集めています。

iliosmile(イリオスマイル)の オーガニックヤギミルク は具体的にどのような点で優れているのか、ひとつずつ見ていきましょう。

オーガニックと無添加で、厳しい検査基準をクリア

iliosmile(イリオスマイル)の オーガニックヤギミルク は保存料不使用で無添加なのはもちろん、検査基準の厳しいことでも知られるオランダのチェックもクリアしており、ヤギのにも遺伝子組み換えの餌は使用していないというほど徹底して製造されています。

農薬など一切使用していないため100%オーガニックで、ヤギに成長のためのホルモン剤注射なども一切していないため、100%天然ものと言っても過言ではありません。

人が飲んでも問題ないほど高品質

そのため、人が飲んでも問題ないほどの高品質です。
まだ免疫力の弱い赤ちゃんのハリネズミや仔犬や仔猫でも安全に飲むことができます。

また低温殺菌で粉末化されているため、ミルク本来の風味を損なっておらずクセもありません。

高たんぱくで栄養が豊富

ハリネズミにとって高たんぱくの食べ物は、成長や健康の維持には欠かせません。

特に赤ちゃんハリネズミや離乳したばかりの子供のハリネズミは、高たんぱくと同時に脂肪分も成長には欠かせない成分です。

もちろん摂りすぎてしまえば肥満のもとになりますが、あまりゴハンを食べてくれない子供のハリネズミや妊娠期のハリネズミにとっては健康維持のために適度な脂肪が必要になってきます。

iliosmile(イリオスマイル)の オーガニックヤギミルクはたんぱく質量と脂肪量が他のヤギミルク商品とくらべて最も多く、栄養成分も豊富なため、とても優れている商品だと言えるでしょう。

栄養成分

乳脂肪31.7g
たんぱく質26.9g
炭水化物32.7mg
ビタミンA968IU
ビタミンD380IU未満
ビタミンC2.8mg
ビタミンB20.6mg
カルシウム880mg
ナトリウム280mg
カリウム1512mg
亜鉛3mg
リン784mg
マグネシウム40mg
0.5mg未満

カロリーも100gあたり522kcalあるため、少し栄養の足りていない子などには、ヤギミルク小さじ1杯で1日に必要なカロリーの半分以上をまかなうことができます。

手作りのアレンジおやつの材料としても使用できる

これは余談になるかもしれませんが、手作りおやつにヤギミルクを混ぜて作ることもできます。

どうしても食べ物は自分で作ったものをあげたいという飼い主さんの中には、ハリネズミ用のおやつとしてクッキーに混ぜてあげている人もいるようです。

夏にはシャーベットにしてあげてもいいかもしれません。

自分で体温調節することが苦手なハリネズミには、冷たいおやつはもってこいです。
でもあげすぎて体を壊さないように注意してくださいね。

↓ハリネズミの餌についてイチから知りたい方は関連記事をチェックしよう!

脂肪が気になる人には低脂肪タイプも

そうは言っても、やっぱりカロリーが気になる、高脂肪タイプのヤギミルクをあげていたらいつのまにかちょっと太り気味の体型になってしまった、という方には低脂肪タイプの オーガニックヤギミルク もあるので、試してみてもいいかもしれません。

この低脂肪タイプの栄養成分は、

たんぱく質36g
脂肪1.5g
炭水化物49.5g
ミネラル9g

と、脂肪分が約30分の1にまで抑えられているため、肥満が気になる子にはこちらのタイプをあげてみることをおすすめします。

まとめ

ハリネズミのような小動物の赤ちゃんや子供を飼っていると、どうしても気になるのがちゃんと丈夫に育ってくれるのか、これで本当に栄養が足りているのかなど健康面に関することが多いものです。

あまりエサを食べてくれない、なかなか大きく成長してくれないなど、日頃の悩みを解決してくれるのが少量でも高い栄養価で成長を手助けしてくれるものです。

ヤギミルクはそういった悩みを素早く解決し、ハリネズミの成長に役立ってくれる優れた飲み物といっていいでしょう。

いろいろな病気や感染症にかからないようにしっかりと栄養をとり、これからもスクスクと成長していく姿を見守っていってくださいね!