高たんぱく質のアルファルファ牧草は子うさぎに与えるものであるという認識の飼い主さんが多いのではないでしょうか?
しかし、場合によっては大人のうさぎにも再びアルファルファを与える場合があるのです。
飼っているうさぎが大人の年齢に差し掛かってきたという飼い主さんは、ティモシー牧草だけではなくアルファルファを用意しておいた方がよいという状況を把握しておきましょう!
当サイトが大人うさぎにおすすめしたいアルファルファ牧草も紹介しています。
大人になってもアルファルファを食べるの?
マメ科のアルファルファ牧草は豊富な栄養が含まれているため、これから丈夫な体を作る子うさぎに与えるものだと思われがちですが、実は大人になっても与えなければいけない状況があるのです。
よくあるのは以下の2パターン
繁殖期 | 母ウサギが妊娠しているときにはアルファルファ牧草が必要になります。 この時期は良質なたんぱく質が胎児の発育に欠かせないため、しっかりと栄養と水分を摂る必要があるのです。 |
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胃腸が弱っている時 | 胃腸が弱っていてティモシー等の高繊維食を食べれないときには、栄養が足りなくなっている恐れがあり、アルファルファ牧草が必要になります。 |
しかし、両パターンともアルファルファを与える量には注意しなければなりません。
大人になったうさぎにとっては、高栄養な食事であるため、しっかりと与える前に調節しましょう。
特に妊娠時にはすべてアルファルファのみにするのではなく、ティモシーを混ぜて与えてみてもいいでしょう。
またたくさんの水分を必要とする時期でもあるのでたくさん水分を摂取させてあげましょう。
うさぎの妊娠中はアルファルファを
うさぎの妊娠期間はおよそ30日前後といわれていますが、この時期は与えるご飯に注意しなければなりません。
大人になったうさぎには、普段ティモシー牧草(またはペレット)を与えていると思いますが、妊娠期に入ったうさぎに必要なのは高繊維のティモシーではなく、栄養価の高いアルファルファです。
胎児を身ごもっているときはたくさんの栄養と体力を付けなければいけないため、高カロリー、高タンパク、高カルシウムを含んだアルファルファを与えるのが適しています。
また、たくさんの水分を必要とするのでお水の用意も忘れずに。
胃腸が弱っているときはティモシーを控える
胃や腸の調子が悪く、食欲がないときなどは高繊維のティモシーだけではなく、アルファルファも与えてみてください。
高繊維質だけではかえって消化不良などを悪化させる原因になるため、ある程度食いつきのいいアルファルファを少し混ぜるだけでも反応は変わってきます。
この場合、お腹に良い乳酸菌配合がベストです。
おすすめのアルファルファ
うさぎさんも生きている以上、様々な状況があります。
特に上記2つのような状態は飼い主さんとしても、信頼できるメーカーからのペレットを購入しないと心配ではないでしょうか。
そこで今回は最も有名なうさぎのペレットメーカー、イースター社からのペレット商品をご紹介します。
イースター社はシリーズでバニーセレクションと呼ばれるペレットを販売しており、数々の良質な製品を製造していることから、たくさんのうさぎ愛好家から信頼を得ているメーカーです。
愛好家からは「バニセレ」の愛称で親しまれています。
生後半年前後の元気な子うさぎ、良質なたんぱく質を必要とする妊娠授乳期の母うさぎ、また胃腸が弱ってティモシーが与えられないうさぎにおすすめの一品です。
粒が小さいので子うさぎも食べやすく、妊娠や授乳で頑張っているお母さんうさぎには最適ですよ。
乳酸菌(高濃度殺菌菌体)配合で消化吸収性に優れており、食物繊維、各種ビタミン、そしてミネラルがバランスよく含まれているため、消化器官に問題のあるときや少し食欲がなく、体調の悪いときに与えてみるのもいいでしょう。
ティモシー、アルファルファどちらも食べなければ専門家に相談を
もしうさぎの食欲が全くなく、ティモシーもアルファルファも両方口にしない場合は、最寄りの動物病院か専門店へご相談ください。
ティモシーは嗜好性が弱いものがあるので、うさぎによっては食いつきが悪いかもしれませんが、比較的食べやすくておいしいアルファルファも食べないとなるとただの食欲不振や体調不良ではない可能性もあります。
一時的な症状なら問題ないのですが、どんな病気が隠れているかもわかりません。
飼い主として、ペットの健康維持のためにちょっとしたしぐさや兆候を見逃さないようにしましょう。