牧草はまとめ買いできることをご存知ですか?
よく食べるうさぎさんや多頭飼いをしているという方はまとめ買いをするとお得かもしれません。
もし週や月単位で牧草を飼っていらっしゃるようなら、これを機に数か月分をまとめて一気に購入してみましょう。
牧草の費用も買いに行く手間も省けて一挙両得ですよ。
うさぎのひと月の牧草消費量は?
うさぎが牧草を食べる量は個体差がありますが、大体1kg前後の健康的で食欲のあるうさぎはひと月で1~1.5kg程食べるといわれています。
もう少し体格が大きく食欲が旺盛な子だともっと食べるかもしれませんね。
2kg以上食べるうさぎもいるという話も耳にします。
うさぎの牧草は1袋450~600gの規格のものが多いかと思いますが、この規格で上記のようなペースだとひと月に2袋は必要な計算になりますね。
うさぎをたくさん飼育するのは高コスト?
上のように牧草をよく食べる個体は1羽だけでもかなりの消費量になります。
これが2羽、3羽となっていくと…!
もちろんうさぎを多頭飼いするととても毎日が楽しいですよね。
しかしうさぎの数が増えるに従って飼い主の負担が増えるのもまた事実です。
そして牧草の量以外にも多頭飼いには大変なことがつきものです。
ケージの掃除も一つ一つ行わなければなりません。
うさぎの多頭飼いは基本的にケージが各々に割り当てられていますから、うさぎの頭数分ケージがあることになります。
また、エサの振り分けや部屋散歩なども最初の内は個別で行う必要がありますし、それぞれの個体に応じた接し方(撫で方や遊び方)をしなければならない場面も出てくることでしょう。
このように多頭飼いは大変なことが多いですが、その中でも飼い主が特に気にするのが牧草やペレットの費用ではないでしょうか?
まとまった牧草を購入した方が効率的
うさぎはたとえ1羽でもその仔が食欲旺盛な場合は牧草の費用もなかなかのコストです。
良質のものだと1袋500~700円以上はかかります。
これが2羽、3羽となると袋の中の牧草はあっというまに減っていきます。
これはうさぎだけに限った話ではないのですが、他の小動物も食べる子は本当によく食べます。
ひと月に2袋は必要となると、単純計算して3か月で3,000~4,000円強の出費がかかります。
うさぎが牧草をよく食べるというのは健康的で大変好ましいことなのですが、やはり費用の面ではどうしても飼い主さんを悩ませてしまうことでしょう。
もし、うさぎの好みがそれほど多くなく、嗜好性もあまりないのであれば同じものをまとめてご購入された方がお得だと思います。
下記は500gの牧草6袋を1セットにした商品です。
お値段はどれも3,000円以下なので週や月単位で飼うよりもお得です。
収穫された膨大な数の牧草から厳選された高品質の牧草です。
シングルプレスを使っているため、噛み応え十分で不正咬合の防止にもなります。
体重1kg~2kgの仔で約2~3ヶ月間が消費の目安です。
食べ放題にし、毎日新鮮な物と交換するようにしてください。
うさぎが牧草をよく食べるのはとてもいいこと
食欲旺盛なうさぎは食費も手間もかかりますが、うさぎが草をたくさん食べるということは本来とてもいいことなのです。
草食動物であるうさぎにとって、高繊維質の牧草は最も重要な栄養源です。
この繊維質を摂らないと腸内細菌のバランスが崩れて、消化管が正常に働くなくなり、「うっ滞」という病気にかかってしまいます。
その他にも食欲不振や便秘、またお腹にガスが溜まって苦しくなってしまうなど、食物繊維の不足は万病の元となり得ます。
こうしたことを防ぐためにも、高繊維の牧草を食べ続けることはとても大事なことなのです。
牧草、特にティモシーには食物繊維が豊富に含まれていますが、うさぎは毎日この繊維を摂ることで生きることができているともいえます。
また、牧草は「不正咬合」の防止にも役立ちます。
うさぎはなにもしなくても歯が勝手に伸び続けていきます。
伸び続けると「不正咬合」を招き、噛み合わせの悪さから食事が満足にとれなくなってしまう可能性があります。
言わずもがなこれも病気の引き金になってしまいますよね。
しかし、この牧草をよく咬んで歯の先端を削ることで、歯が伸びてくるのを防いでいるのです。
牧草はうさぎの長寿には欠かせません。
栄養のある牧草をたくさん食べさせて元気に過ごさせてあげてください。