網の間隔が狭くても、フェレット用のケージを使用していても、脱走してしまう仔もいます。
フェレットは身体は細長く、とても柔らかく形は自由自在かのように細い隙間もスルリとすり抜けてしまいます。
そして非常に賢くて、すごく粘り強く、好奇心旺盛な動物です。
少しでも出られるかも?と思うと一心不乱に脱走しようと試みます。
我が家のフェレットも隙あらば脱走ルートを探しています。
今回はケージから特に脱走しやすい箇所やその対策、脱走してしまったときに気をつけたいことなどを紹介します。
フェレットが脱走している様子
ケージの入口はもっとも脱走しやすい箇所と言っても過言ではありません。
フェレットのが脱走している様子を動画を交えて紹介していきます。
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飼い主さんの行動をいつも観察しているのか…。
1度脱走できるルートを知ってしまうと何回もトライしてしまいます。
これはもうフェレットの粘り勝ち…。
フェレットは限界しらずで、いけるかも?と思うと粘り強く執念深いです。
現場を見ていなかったらほんとにどこから出たのか分からない…。
ケージの入口の脱走対策
このようなナスカンを合わせて使用するとぐっと脱走の心配も減ります!
引っかけるタイプのドアや、バネ式のドアにもナスカンを引っかけるだけですぐ脱走対策ができます。
ケージには絶対ルーフが必要
フェレットの手足は短いですが、思ったよりもジャンプ力や腕力があります。
また、かけているハンモックに乗っかりそこから飛んで脱走することもあるためケージはルーフ付きのものを用意するようにしましょう。
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高さが60㎝あってもいとも簡単に飛び越えてしまいます。
1回覚えてしまうと何回も繰り返しやるのがフェレット。。
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あれ?ルーフを付けていても脱走してしまう仔がいます…。
こういう時は入口と同じようにナスカンを引っかけて簡単に開かないようにしましょう。
万一脱走したとき
普段気を付けていても飼い主さんの「まさか」を超えてくる仔もいます。
万一ケージから脱走してしまったときのために普段から以下のことを気を付けるようにしてください。
ドアや窓は閉めておく
普段からフェレットを飼育している部屋のドア、また放牧中はなるべく窓を閉めるようにしてください。
ドアを開けっ放しにしていると、フェレットは好奇心旺盛な動物で、いろいろなところを探検して回ります。
悲しいことですが、好奇心旺盛なことでトイレの便器に落ちてしまい溺死してしまった仔がいます。
また、フェレットを放牧中やお留守番させている部屋の窓はしっかり閉めるようにしてください。
フェレットは網戸を開けて脱走してしまうこともあります。
犬のように帰巣本能がなく、野生では生きていけないフェレットが外に出て行ってしまうと高確率で危険な目にあいます。
誤飲していないか確認
フェレットは普段から遊びの延長で気になるものを噛んで誤飲してしまうことがあります。
お留守番中の脱走し、ケージへ戻れなくなった場合お腹が空いて人間の食べ物を食べてしまうこともあります。
ケージから脱走してしまったときは、発見したら速やかにケージへ戻し様子を見るようにしましょう。
普段通り食欲はあるか、便は出ているかなど普段よりもしっかり観察するようにしましょう。
あきらかにぐったりしていたり、食欲がない、下痢や便秘をしている場合はすぐに獣医師に見てもらうようにしてください。
まとめ
今回はフェレットがケージから脱走しやすい箇所や、万一脱走してしまったときの対処法を紹介しました。
洗濯はさみのようにワンタッチで取り外しが可能なものも便利ですが、小柄なのに力強いフェレットではすぐに突破してきてしまいます。
そのためナスカンのようなしっかりとしな金具でドアやルーフをロックするようにしましょう。
また、飼い主さんの思う「まさか」を超えてくるのがフェレットです。
我が家のフェレットもケージから脱走していたことがありましたが、飼い主の心配はよそに飼い主のベッドでスヤスヤ眠っていたことがありました…。
その時は誤飲することも部屋のドアを閉めていたため大事に至ることはありませんでしたが、脱走後悲しい事故に繋がらないように日ごろから部屋のドアや窓には気を付けるようにしましょう。