知りたい 2018.12.25

フェレットを飼うために必要な事前情報

フェレットはイタチ科に属し、野生のヨーロッパケナガイタチを改良した動物です。
古くからヨーロッパで飼育され、現在は世界中で買われています。

細長い胴体に短い手足で見た目が愛嬌たっぷりで可愛いフェレットですが、狩猟用に使われるほど体は頑丈で機敏性に優れています。

とても人に懐きやすく犬や猫のように鳴かないフェレットは一人暮らしのマンションやアパートでも飼いやすいと最近注目を集めているんです。

飼育に必要なもの

フェレットは1日の大半を寝て過ごすということもあり、飼い主の方が外出中はほとんど寝ています。

ケージの中でも快適に過ごしてもらうために必要なものを揃えてあげましょう。

ケージ

留守中のフェレットが安全に過ごすためにもフェレットのケージを用意してあげましょう。
一般的にはケージは底面積が広く、大きいトイレを置いた時の生活スペースを確保しやすいものを選ぶようにしましょう。
また入り口が大きく網が縦筋のものが脱走や足をひっかけてケガをする心配がないためオススメです。

トイレ

フェレットは角でトイレをする習性があるため、それを活かして覚えさせます。
トイレの形としては四角く奥行きがあり、側面の高さがあって囲まれていると安心してできるようです。

トイレ砂

木のチップやフェレットがおしっこをしたあとに固まってしまうものは体に刺さったり食べてしまう危険性がダメです。

ご飯皿

フェレットのご飯皿に適しているのは重たくてひっくり返されない陶器製のようなものがオススメです。

水飲み

フェレットは1日に何回もお水を飲むため、いつでも新鮮な水が飲めるようにしておく必要があります。
お皿に入れておくとこぼしてしま可能性もあるため、給水ボトルのタイプが良いでしょう。

ハンモック

フェレットはハンモックのように丸くなって寝られる場所が大好きです。
形や素材などさまざまなものがありますが、季節に応じて使い分けるのが良いでしょう。

フェレットの餌

フェレットはイタチ科に属する哺乳類を家畜化した動物ですが、完全な肉食で食べるものは少し猫に近いです。

フェレットには専用のフェレットフードがありますが、フェレットは食べ慣れているエサしか食べず嗜好が強い動物なため、フェレットフードを2~3種類ブレンドしてあげることがオススメです。

餌の選び方

フェレットに最適なのは動物性たんぱく質30~40%、脂質20%ほど、繊維質は5%以下が理想のバランスです。
また、成長過程に合わせてベビー用、シニア用、オールステージ用と切り替えることも大切です。

例えば安いフードの場合、1番多く含まれている原材料がコーン(とうもろこし)だったりします。
そのため、原材料をしっかり見て購入することもポイントです。

フェレットに与えてはいけないエサ

チョコレート、乳製品、食物繊維が多い果物、甲殻類の魚介、ネギ類は消化不良で下痢を起こしたり、場合によっては中毒になり死んでしまう場合もありますので、与えないようにしましょう。
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飼育環境

人懐っこくて頭の良いフェレットはトイレなどしっかり覚えてくれます。

しかし好奇心旺盛なフェレットは狭い隙間などを好んで入るためケージから出して上げるときは目を離さないようにしましょう。

日常のお世話

フェレットはご飯をあげて、水を交換して、トイレの掃除をしながら一緒に遊ぶといった基本的なことだけで大丈夫です。

フェレットは食べる量を自分で調節できるため、エサは入れっぱなしでも問題ありません。
お水とエサは毎日新しいものに交換してあげ、トイレ掃除は最低でも朝晩の2回キレイにしてあげるだけで充分です。

フェレットは短時間に激しく遊び、他の時間はぐっすりと眠るという動物です。
犬のように外に散歩に出なくても室内の整った環境で遊ばせてあげれば運動不足になる心配もありません。

一人暮らしや賃貸マンションでも飼えるのか

上でも書いたようにフェレットの睡眠時間はとても長く1日に20時間ほど眠ります。
そのため、仕事で長い間家を空けている一人暮らしの方でも飼育しやすい動物と言えます。

また、一般的にペットを飼ってもいいかどうかは近隣に迷惑をかけない、部屋を傷つけないかで判断されるそうです。

近隣トラブルに発展しやすいのが、ペットの鳴き声による騒音ですが、余程のことがない限りフェレットは鳴くことは少ないため、鳴き声で近所迷惑になることはあまりないと考えていいでしょう。

しかし、フェレットは活発に動き回るため、足音については近隣の迷惑となる可能性があるため、マットを敷くなどして対策をしましょう。

フェレットは臭腺除去手術と生殖腺除去手術(避妊、去勢)を行っているため日本のペットショップで販売されているフェレットはほとんどニオイがしません。

週に1度ケージなど定期的に掃除してあげましょう。

ケージの置き場

フェレットがお家で過ごすには日中のほとんどをケージで過ごすようになります。
快適に暮らせるためにも置き場所は充分に考えてあげましょう。

ケージを置く場所としては、1日の寒暖差ができるだけ少なく、静かでエアコンやストーブなどの風邪が直接当たらない場所が良いでしょう。

フェレットの多頭飼い

フェレットを飼っている方には複数のフェレットを飼育している方が多いです。
ケージを拡大する必要などがないことや、フェレット同士の遊びで運動量がアップすることなどが理由にあげられます。

フェレットは比較的に多頭飼いしやすい動物と言えますが、メリットデメリットもあるため、2匹目をお迎えする前はしっかりと調べてからお迎えするようにしましょう。

フェレットを迎える

フェレットをお迎えするのに重要なポイントのひとつは良いペットショップを選ぶことです。

お店の中を観察すれば、そこにいるフェレットたちがどのように扱われているのかすぐに分かります。

お店の中でチェックすべきポイントは、お店の中は清潔かどうか、フェレットのケージは掃除されているか、専門的に知識を持ったスタッフがおり、困ったときに相談に乗ってくれるお店なのかなどを見ると良いでしょう。

そして動物を飼うということはその子の一生涯を責任をもち最後まで面倒を見るということです。
経済的余裕や時間的余裕があるのか、飼育環境は整っているのかなどを今一度見つめ直してみましょう。