レオパがうんちしない原因は便秘?それとも腸閉塞?自宅でできる対策もご紹介します!

「そういえば…最近うちのレオパがうんちしていないな…。」
「普段と変わらない様子なのに、うんちしてないな…」

というレオパの便秘心配の声が多く聞かれるので、今回はレオパがうんちをしない件について取り上げたいと思います。

あわせて、ご自宅でできる対策もご紹介しますのでぜひご覧ください。

うんちが出ていない原因とは1-

レオパのうんちが出ていない原因の一つは、単純に便秘の可能性が高いと思われます。
人間の便秘ならまだしも、レオパにも便秘があるなんて驚きですね。

では、なぜレオパは便秘を起こしてしまうのか?というと、以下の原因が該当している場合が考えられます。

原因1:水分の不足 他の生き物と同じようにレオパにも様々な性格がありますが、神経質な個体だと水を飲まないものがいます。
水を飲まないことが長く続くと水分不足を起こし、便秘となってしまいます。
この点は、人間も同じですよね。
原因2:環境の変化によるもの レオパを購入して初めてペットショップからお迎えする場合、環境が変化したことにより便秘になりやすい個体がいます。

うんちが出ていない原因とは2-

レオパの便秘のもう一つの原因として考えられることとしては、腸閉塞があります。

あなたの飼っているレオパに、

  • 不自然にお腹が膨らんでいる
  • 餌を食べないので給餌感覚を空けたがいつまでたってもご飯を食べない
  • シルクワームやハニーワームなど、嗜好性の高い餌を食べない
  • 脱皮前後ではないのに餌を食べなくなった

というようなことが起こっている場合は腸閉塞を疑ってみてください。

腸閉塞が起こる原因はいくつか考えられます。

原因1:床材の誤飲 レオパの腸閉塞で一番多い原因の一つが床材の誤飲です。
人工の飼料を餌として与えている時に特に起こりやすいです。
餌を食べるときに床材の砂などが一緒にくっついていて個体がそのまま飲み込んでしまうことで、腸内に砂が詰まり腸閉塞を起こしてしまいます。
飲み込んだのが少量の砂ならば自然に排泄しますが、多すぎると腸内に溜まり続けて体外へ糞を排泄できなくなってしまうのです。
原因2:腸が元々弱い レオパの中にも体質的に腸が生まれつき弱かったり、腸が細いため腸閉塞を起こしやすい個体がいます。
中でも幼体は生体よりも腸が細いので、腸閉塞が起こりやすいです。
原因3:消化不良 レオパに餌を与えるとき、消化に悪い状態で与えると腸閉塞を起こしてしまう場合があるため、給餌の際には注意してください。

レオパの便秘の対策は?

便秘の対策1:水分の不足を解消するには?

レオパの水分の不足を解消するには、その個体に多くの水分を取らせてあげるようにすれば解消するのですが、そこは人間とは違い爬虫類。
話したからといって飲んではくれません。

そんな時は、レオパの飼育ケージにウエットシェルターを設置して水を入れておくことをおすすめします。

ウエットシェルターを設置しておけば、個体に水分がついて舐める、水分を摂るということに繋がり、少しでも水分不足は解消されます。

それでも飲まない場合は、霧吹きで水を床材にまんべんなくかけて湿らせておきましょう。

便秘の対策2:環境の変化

環境の変化で便秘になってしまっている時には、餌を与えるのを数日間控えるという方法があります。

それでもまだ、便秘が解消されない場合には、条件1で取り上げた水分摂取のほかに、温浴、ヨーグルト、整腸剤レプラーゼの3つの方法で便秘を解消することをおすすめします。

温浴 ぬるま湯にレオパを約10分~15分入れてあげてください。
ここで注意するのは温度です。40度を超えない程度で尚且つ、温度が下がりすぎない程度の丁度よい温度をキープします。
ヨーグルト ヨーグルトは水分摂取や腸内環境を整える役割があるので便秘解消に役立ちます。
ヨーグルトのみで食べてくれる場合もありますが、食べてくれない場合もあるため、コオロギやミルワームなどをすり潰したものをヨーグルトに混ぜて食べさせてあげてください。
整腸剤レプラーゼ もし、ヨーグルトを混ぜてみても食べてくれない場合は、整腸剤レプラーゼをあげてみてはいかがでしょうか?

ベンリーバック食品のレプラーゼは、爬虫類専門の整腸剤としては定番の商品です。
このレプラーゼをあなたの個体が食事のたびに振りかけて食べさせてあげましょう。

このレプラーゼの成分は、乳酸菌、酪酸菌、タンパク質分解酵素、脂肪分解酵素、ビール酵母、糖化菌です。
これらの生きた腸内細菌が個体のおなかのバランスを整えてくれます。

便秘の時だけでなく、日頃から与えても問題がなく、与えすぎることによる健康への影響もないというのは安心ですよね。

それでも食べてくれない方は、水に溶かして使う水溶性レプラーゼもあります。
水に溶かして飲み水としてあげたり、餌をふやかす時にいっしょに使えます。

私の知り合いが飼っているレオパのモニカ君は便秘で悩んでいたのですが、
このレプラーゼを飲んで、1週間出ていなかったうんちくんが出て、食欲も絶好調のようです。

レオパが誤飲して腸閉塞になるのを防ぐには?

床材の誤飲に対する対策

床材を誤飲してしまうのを防ぐには、厚手のキッチンペーパーを床材として使用するとよいです。
厚手のキッチンペーパーなら、人工の飼料に大量にくっついて一緒に食べてしまうことも防げるはずです。
また、取り換えも効きますし掃除もしやすいです。

腸が元々弱いレオパに対する対策

徹底的な保温 特に飼育ケージの下からの保温を強化して28℃~30℃くらいの気温を保ちましょう。
腸が元々弱い個体のお腹を温めてあげることによって、腸の働きを活性化させます。床材に砂や土を使用している場合は、厚さを少し減らすと下からの熱が伝わりやすくなるのでおすすめです。

しかし、レオパの飼育ケージ内の温度が同じ温度だと逃げ場がなくなりストレスを感じてしまうため、温度勾配はお忘れなく。

温度勾配とは、レオパの過ごす飼育ケージ内で、場所によって温度の違いを出すことをいいます。

具体的には、ケージの下に置くパネル型のヒーター(パネルヒーター)をケージの床面積の1/2か1/3くらいに触れるように敷いて、ケージ内にパネルヒーターを敷いたホットゾーンと敷いていないクールゾーンの2つのゾーンを設けて、温度の勾配を作るのです。

このようにケージ内の場所によって温度の違いがあると、レオパは自分で好きな温度の場所を選んで活動することができて、ストレスなく過ごすことができます。

温浴をさせる 約10分~15分温浴させてあげてください。
40度を超えない程度で尚且つ、温度が下がりすぎない程度の丁度よい温度をキープします。
補足として温浴をするのを嫌がる個体もいますので、そうした個体には無理やり温浴させないでもよいです。
ストレスとなってしまいます。

消化不良の対策

餌を与えるとき、例えば、冷凍のピンクマウスを与える時には、きちんと解凍して消化しやすいように個体に与えましょう。
ミルワームやジャイアントワームの頭、コオロギの羽や後ろ足は餌を与える前に取り除いておきましょう。

もし、腸閉塞が重症化している場合は、動物病院での切開手術が必要になってきますので、すぐに診せてレントゲンを撮ってもらいましょう。

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