レオパ、ヒョウモントカゲモドキ

レオパが餌を全く食べないで拒食に?!8つの原因と対策をご紹介

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玉木 アキト

玉木 アキト

WEBライター玉木アキト(たまきあきと)です。 爬虫類好きが高じて、8年ほどペットショップで働いていた経験があります。 家でのレオパ飼育歴は6年。過去には文鳥や犬(シーズー犬)、カエルやカブトムシ、クワガタなどの昆虫も飼っていたことのある、動物と映画が好きなおっさんです。 pet aboutの専属WEBライターとして、爬虫類の魅力や不思議を初心者の方にもわかりやすく紹介する記事を書いていきたいと思ってます。

昨日まで普通にご飯を食べていたあなたの飼っているレオパが、急に餌を食べなくなってしまった。

「以前は与えるだけ大量に食べていたのに急に食べなくなった、、、」
「コオロギを目の前まで追うが食べない、、、」
「目を閉じていることが多くなった、、、」

そんな時、焦ってパニックになってしまいますよね。

レオパは、拒食を起こしやすい珍しい生き物なのです。
心配になって動物病院に行こうと思っても、爬虫類専門の病院はあまり多くなく、探すのは大変ですよね。

大人のレオパでは数週間から1か月近く拒食をする場合がありますが、子供のレオパでは、1週間も餌を食べないと命の危険があるということを覚えておきましょう。

ここ記事では、レオパが拒食を起こす考えられる原因8つとその対策を紹介していきます。
あなたの飼っている大切なレオパが健康的に、幸せに生きていけるように、是非参考にしてみてください。

レオパが拒食であると判断する期間は?

レオパが拒食であると判断する期間は、一般的に大人のレオパだと2週間から1ヵ月であるとされています。

飼育に慣れた方は2ヶ月~3ヶ月間様子を見て拒食と判断する方もいらっしゃるようです。

それに対して子供のレオパは、5日以上何も食べないと拒食と判断します。

子供のレオパは1週間ほど餌を食べなくなると、命の危険があるため、急いで原因を調べて、対策する必要があります。

原因と対策1 ハニーワームの与えすぎ

うちのレオパは栄養価の高いハニーワームを喜んで食べるからそればかりあげている。
という飼い主さんはいませんか?

ハニーワームはとても嗜好性の強い餌で、レオパにとってはごちそうです。
与えすぎるとその他の餌に全く興味を示さなくなってしまうという可能性があります。

一度こうなってしまうとわがままな性格のレオパはなかなか他の餌を食べてくれなくなります。

食いつきのよいハニーワームばかり与えていたという場合は、対策をしてみましょう。

対策1週間程度、餌を全く与えないようにしてみましょう。

「そんなに餌を与えないと死んじゃうよ」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、大人のレオパは1週間程度餌がなくても十分に耐えることができます。

1週間経過してから、コオロギなどの他の餌を与えてみてください。

子供のレオパの場合は毎日餌を食べなくてはいけないため、1週間餌を与えないのはやめましょう。

給餌用の注射器にレオパ用の流動食を入れて、口の周りに少しづつ付けてあげる、強制給餌という方法を試してみてください。

ハニーワームは、産卵や自切を行って栄養が急速に必要になった場合にのみ与える餌で、日常的に与えるものではないということを肝に命じておきましょう。

原因と対策2 生餌に飽きたか他のメーカーに変えた

レオパを自宅にお迎えした時から、ずっと生きたコオロギを与えている場合は、その餌に飽きてしまったという可能性があります。

また、普段与えているメーカーの餌に切り替えた時も食べなれていない餌は食べなくなる場合があります。

とっても厄介ですよね。
同じ餌では飽きてしまうのに、切り替えたら慣れていない餌は食べない、、、

しかしレオパとはそういうグルメな生き物であるということを覚えておきましょう。

対策基本的に、同じ生餌を与えていた場合は、別の種類の餌に変え、餌を変えたら食べなくなったという場合は、元の餌に戻せば再び食べてくれるようになります。

もし、レオパが食べるあらゆる生餌を与えていても拒食になってしまったり、メーカーも変えていない場合は、人口飼料を与えてみるとよいでしょう。

人口飼料を与えるときのコツとしては、レオパの目線の下で動かしながら人工飼料を与えてみてください。
野生の本能として、レオパは目線の上の昆虫を捕食せず、目線の下の動いている昆虫を捕食するという特性があります。
その特性を利用してあげましょう。

原因と対策3 ストレスを感じている

レオパはストレスを受けやすい生き物で、人間としては些細なことでも、レオパは様々な要因でストレスを感じてしまいます。

お迎えしたばかりのレオパが餌を食べない場合には、環境の変化でのストレスが考えられます。
3日程度たてば餌を食べ始める場合が多いですが、それ以上食べない場合は他の原因が考えられます。
3日程度であれば餌を食べなくても問題はありません。
家にお迎えした最初の3日間はストレスを与えないように、静かにして、必要以上にケージを覗いたり、触れたりは控えましょう。

環境の変化以外のストレス要因としては、頻繁に飼育ケージ内の配置を変えたり、ハンドリングを行いすぎているということが考えられます。

対策自宅にお迎えしたばかりのレオパは3日間はストレスを与えないように、覗いたり触れたりしない。
飼育ケージ内の物の配置を頻繁に変えたり、ハンドリングを必要以上に行わない。

原因と対策4 温度や湿度が不適切

レオパは変温動物なので、飼育温度が低いと消化器系に影響を与え食欲がなくなってしまいます。

その場合は体力がなくなり弱ってきてしまい、目を閉じていることが多くなるとも言われています。

温度は高すぎてもよくなく、ケージ内でパネルヒーターなどを使用し、温度勾配をつくってあげる必要があります。

また、温度が高い中で、湿度を上げようと霧吹きでケージ内を湿らせてしまうと、蒸れて急激に温度が上がってしまう恐れがあるため気をつけましょう。

対策25℃以上30℃以下の飼育適正温度で、レオパが過ごしやすい環境を整えてあげましょう。
温度勾配は、パネルヒーターを使用し、ケージ内に、30度前後になる場所と、25度以下になる場所をつくってあげれば問題はありません。湿度は常に40%から60%を目安に加湿器などで湿度を調整してあげましょう。

原因と対策5 部屋の明るさが原因で餌を把握できない

レオパは夜行性であるため、暗い時に活動する習性があります。

部屋の中が明かる過ぎると、目を開けられなくなってしまうという状態に陥ってしまう場合があります。
そうなってしまうと、餌を認識できなくて、拒食になってしまうということがあるようです。

また、一部のレオパには、弱視や神経障害を抱えている子がいて、餌を認識できない場合があります。

対策明るい部屋でレオパを飼っている方は、暗い部屋にケージを移動してみて餌を食べるか確認しましょう。
特に、ケージのある場所がELDライトで煌々(こうこう)と照らされているとう場合は、すぐに場所を変えた方がよいでしょう。目を閉じている状態が多く、餌として認識できていない場合には、コオロギやミルワームなどの生餌の頭や体をつぶして、出てきた体液を軽く口元に触れてあげてください。餌だと認識して口を開けたときに優しく口の中に入れてあげましょう。

原因と対策6 季節によるもの

11月くらいから、2月くらいまで、秋冬の寒い季節には季節性の拒食を起こすレオパも多くいます。

季節性の拒食症の場合、レオパに明らかな体重の低下がみられなければ過剰に心配することはありません。

この場合は、餌の量や回数を減らして室内環境は高めの温度設定、湿度設定にしてあげましょう。

その場合には、飲み水を切らさないように注意してください。

原因と対策6 脱皮前

脱皮前後に拒食になってしまうレオパがいます。

特に脱皮前であると、レオパは非常に神経質になり、食欲が落ちてしまうケースが多いです。

レオパが脱皮前かどうかを判断するには体の色に注目してみましょう。

体が普段より白くなっていたら脱皮前だと判断できます。

対策25℃以上30℃以下の適切な温度環境を保ち、餌も与えずそっと見守ってあげましょう。
餌がケージ内にあることで、余計な神経を使ってしまい、ストレスを感じるからです。脱皮が終われば、普段通りに餌を食べるようになります。子供のレオパの場合は、脱皮前に、最後に餌を食べた日から3日程度は餌をあげなくても問題はありません。

原因と対策8

ハニーワームなどの嗜好性の高い食べ物をあげているのに見向きもしない場合は、腸閉塞の疑いがあります。

腸閉塞は床材の誤飲や餌の消化不良などで起きるのですが、確認方法としては腹部に着目してください。

以前と比べ、見るからに膨らんでいたら腸閉塞になっている可能性が高いです。

対策パネルヒーターなどで底面からレオパのお腹を温めてあげるか、温浴によってレオパの腸の働きを促し、食べた物が自然に排泄されるのを待つという対策方法があります。

それでも拒食が治らない場合、個人で対策し、解消することは難しいため、爬虫類専門の動物病院で診てもらいましょう。


まとめ

レオパの拒食の原因と対策について紹介していきました。

拒食にも美味しいものの食べすぎから病気によるものまで様々な原因があることが分かりますね。

もし、あなたのレオパが拒食を起こした時には、上記の原因から当てはまりそうなものを見つけ、ひとつづつ対策していきましょう。
拒食の時には、水分を摂取していないと急速に弱ってしまい、命の危険が出てきてしまうため、水分はかならず切らさないようにしましょう。

飼い主さんの行う対策で防げるものは防ぎ、それでも改善しない場合には爬虫類専門の病院を見つけて指示を仰ぎましょう。

多くの原因は、飼い主さんの心がけひとつで解消するので、この記事を参考にして対策をしてみてくださいね。

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