知りたい 2019.01.21

レオパが餌を全く食べないで拒食に?!原因と対策を8つご紹介

昨日まで普通にご飯を食べていたあなたの飼っているレオパが、急に食べなくなった。
そんな時、焦ってパニックになってしまいますよね。

レオパのような爬虫類は、他の動物と異なり拒食を起こします。
えっ?拒食なんて人間だけのものだと思っていましたが、実はあるんです。レオパにも。

ここではレオパの拒食の期間やその考えられる原因と対策を8つ紹介してみたいと思います。

レオパの拒食期間はいつからいつまで?

レオパの拒食期間は、一般的に大人のレオパだと2週間から1ヵ月とされています。

飼育に慣れた方は2ヶ月~3ヶ月間様子を見て拒食と判断する方もいらっしゃるようです。

それに対して子供のレオパは、5日以上何も食べないと拒食と判断します。

次からは、レオパの拒食の原因と対策についていくつか紹介します。

原因と対策① 栄養価の偏り

うちのレオパは栄養価の高いハニーワームを喜んで食べるからそればかりあげている・・。

そんな場合はハニーワームが美味しすぎて、それ以外の餌を食べなくなり拒食を起こしている可能性が高いです。
人間でいえば美味しいものばかり食べていて、粗食を全く受け付けない状況なので、なかなか面倒ですね。

こんな時は1週間程度、全く餌を与えないようにしてみましょう。
飼っている方の中には、「そんなに餌を与えないと死んじゃうよ」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、それが大人のレオパならご安心ください。
大人のレオパは1週間ほど餌を与えなくても耐えることができるのです。

しかし、毎日のように餌を食べなければいけない子供のレオパの場合は少し違ってきます。

他の餌を与えてみても食べない場合は、口の周りに流動食のようなものを注射器などに付けて与える強制給餌という方法で食べさせてあげましょう。
もしそれでも食べないようならば、動物病院で相談してみてください。

このような状況になってしまうことを防ぐためには、主食としてハニーワームをあげることは止めましょう。
ハニーワームは緊急時のみにあげるものですよ。

原因と対策② 生餌に飽きたか他のメーカーに変えた

あなたのレオパを家にお迎えした時から、ずっとコオロギなどの生餌しか与えていなくて、拒食を起こした場合は、その生餌が飽きたか、普段食べていたメーカーと異なる生餌に切り替えたことが原因となっている可能性があります。
このような場合は、生餌を変えてみるかメーカーを元のものに戻すかで対処してみましょう。

もし、レオパが食べるあらゆる生餌を与えていても拒食になってしまったり、メーカーも変えていない場合は、今までに与えたことのない人口飼料を与えてみるとよいでしょう。
しかし、成長してから食べる人工飼料は中々食べてくれない場合があります。

そのようなときのコツとしては、レオパの目線の下で動かしながら人工飼料を与えてみてください。
野生の本能として、レオパは目線の上の昆虫を捕食せず、目線の下の動いている昆虫を捕食するという特性があります。
その特性を利用して食欲をそそらせるのです。

生餌ばかり与えたレオパの拒食回復には人工飼料のレオパゲルを
レオパは拒食を起こす数少ない生き物といえます。子供のレオパだと5日以上、大人のレオパだと2週間から1ヵ月、長くて3か月間何も食べなくなることがあります。このコラムでは、生餌しか食べていなかったレオパにおすすめの人工飼料レオパゲルについて紹介しています。

原因と対策③ ストレスを感じている

はじめて家にお迎えしたレオパによく起きる拒食の原因がストレスです。
環境の変化がストレスとなり、3日程度拒食する場合があります。

ストレスが掛かっているケースでは、しばらくそっと放っておいてあげましょう。
3日ほどなら餌を食べなくても問題はありません。

その他のストレスとして、頻繁に飼育ケージ内の配置変えをしたり、ハンドリングで構いすぎでストレスになっている場合もあります。

可愛いからといって、配置換えやハンドリングは、ほどほどにしてくださいね。

原因と対策④ 飼育環境下の温度や湿度が不適切

レオパは変温動物なので、飼育温度が低いと消化器系に影響を与え食欲がなくなってしまいます。

25℃以上30℃以下の飼育適正温度で、レオパが過ごしやすい環境を整えてあげましょう。

また、湿度で拒食になることもあります。

湿度は高すぎても低すぎてもいけませんので、40%から60%を目安に加湿器などで湿度を調整してあげましょう。

原因と対策⑤ 部屋の明るさが原因で餌を把握できない

レオパは夜行性なので、暗い時に活動する習性があります。

一部のレオパには部屋の中が明るすぎて目も空けられない状態が続いて、餌を餌として判別できない場合があります。
いつも明るい部屋で餌をあげている場合は、部屋を暗くしてみて食べるかどうか試してみてください。

また、一部には弱視や神経障害を抱えているレオパがいて、自分の目の前に餌があることを認識できていないケースがあります。

こんな時は、コオロギやミルワームなどの生餌の頭や体をつぶして、出てきた体液を染み込ませて、軽く口元に触れてあげてください。
餌だと認識して口を開けたときに優しく口の中に入れてあげれば、食べてくれる場合がありますので試してみましょう。

原因と対策⑥ 季節によるもの

秋、冬の寒くなる季節には高い頻度で拒食になってしまいます。

季節性の拒食症の場合、レオパに明らかな体重の低下がみられなければ過剰に心配することはありません。

この場合は、餌の量や回数を減らして室内環境は高めの温度設定、湿度設定にしてやりましょう。
そして、飲み水は切らさないように注意してください。

原因と対策⑦ 脱皮前

レオパによっては、脱皮前後に拒食となるものがいます。
特に脱皮前のレオパは非常に神経質になっており、食欲が落ちるのです。

レオパが脱皮前かどうかを判断するには体の色に着目してください。
体が白っぽくなっていたら脱皮前だと判断できます。

こんな時は25℃以上30℃以下の温度環境を保ち、餌も与えず、何もせずで、そっと見守ってあげましょう。
無事に脱皮することができれば、普段通りに餌を食べるようになるはずです。

ちなみに子供のレオパの場合は、脱皮前によほど調子が悪くなければ、3日ほど餌をあげなくても耐えることができます。

原因と対策⑧ 腸閉塞

レオパが大好きなハニーワームなどの嗜好性の高い食べ物をあげているのに見向きもしないで食べない場合、腸閉塞の疑いがあります。

腸閉塞は床材の誤飲や餌の消化不良などで起きるのですが、確認方法としては腹部に着目してください。
見るからに膨らんでいたら腸閉塞になっている可能性が高いです。

レオパが腸閉塞になったときの緊急の対策は、パネルヒーターなどで底面からレオパのお腹を温めてあげるか、温浴によってレオパの腸の働きをよくしてあげ、食べた物が自然に排泄されるのを待つことになりますが、
それでも拒食が治らない場合、個人で治療することはできませんので、すぐに動物病院で診てもらいましょう。

まとめ

レオパの拒食の原因と対策についてみてきました。
拒食にも美味しいものの食べすぎから病気によるものまで様々な原因があることが分かりますね。

もし、あなたのレオパが拒食を起こした時は、餌を無理に与えるのをやめたり、量を減らすなどして体調の回復を待ちましょう。

ただし、拒食になったからといって、水分を与えないと死んでしまいますので、水分は切らさないようにしてあげましょう。

飼い主さんのあいだで防げるものは防ぎ、防げないものはすぐに動物病院へ連れて行き適切な対処法を確認しましょう。

あなたがちゃんと対処すれば、レオパもきっと感謝してくれるはずですよ。

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