生餌ばかり与えたレオパの拒食回復には人工飼料のレオパゲルを

レオパはを起こす生き物です。
子供のレオパだと5日以上、大人のレオパだと2週間から1ヵ月、長くて3か月間何も食べなくなることがあります。

しかし、レオパが今まで順調にご飯を食べていたのに、ある日突然食べなくなったら、
「このまま何も食べずに死んでしまうのではないか?」と不安になりますよね。

レオパの拒食の原因は様々です。
単純に生に飽きてしまっている場合、ストレスのある場合、飼育環境が影響している場合、体調の変化やによる場合等があります。

ここでは、レオパが生餌に飽きて拒食を起こしてお困りの飼い主さんに向け、おすすめの人工飼料について紹介しています。

がレオパの拒食を救う

うちで飼ってるレオパ。近頃どうしたんだろう?何にも食べなくなっちゃった。

ペットショップでは、などの生餌をあげていたと聞いて、ウチにお迎えした時からずーっと、生餌しか与えてない。

コオロギを食べない時は、他の生餌でも食べてくれていたのに。
、時にはレッドローチもあげていた。
食いつきのよい生餌を食べてくれないとなると、何をあげればいいんだろうか?

冷凍のは消化に悪いというし、栄養価が高すぎるハニーワームばかりあげると、それしか食べなくなるし。

そんな悩みを抱えている飼い主さん。
こんな商品でその悩みを解決することができますよ。

この商品、成分を見てみるとレオパのもう一つの主食ミルワームや嗜好性の高いシルクワームが粉末状でたくさん入っているし、レオパに不足しがちなカルシウムも含まれているため、よく考えられた人工餌といえます。

レオパの主食の一つ、ヨーロッパイエコオロギ(イエコ)とキョーリンレオパゲルのカロリーを比較してみると。

1㎝絞り出したレオパゲルは

  • スモールサイズのイエコ(0.8~1.2㎝)の8.1匹に相当
  • ミディアムサイズのイエコ(2㎝~)の2.8匹に相当
  • ラージサイズのイエコ(成虫)の1.6匹に相当

また、商品量の60gに換算すると

  • スモールサイズのイエコの434匹に相当
  • ミディアムサイズのイエコの150匹に相当
  • ラージサイズのイエコの86匹に相当

と、イエコを一匹ずつ食べるより栄養が豊富なことがわかります。

この商品、ちょっと言い過ぎかもしれませんが、拒食になったレオパの救世主となるかもしれませんよ。

キョーリンレオパゲルその他いいところ

このレオパゲル、生きた昆虫や冷凍のピンクマウスなどのグロテスクさがどうしても苦手な女性でも簡単に扱える商品なので助かります。

また、今まで生餌を与えた時に臭っていたうんちの臭いも減り、飼育内でこびり付きにくくなるので掃除もしやすいです。

生餌のストックがなくなり困っている時に代わりにあげられるのもよいですね。

キョーリンレオパゲルの少しだけ気になる点

この商品の少し気になる点は、中々食べてくれないレオパもいるということです。

食べてもらうまでは、一口サイズにして食べさせてあげたり、目線の近くにレオパゲルを持って生きもののように動かしながら食べさせてあげる、生餌に塗ってみる、などの試行錯誤を繰り返しながら、根気よく給餌することが必要です。

そのような試行錯誤を繰り返すうちに、ある日突然、レオパゲルをパクパクと食べてくれたりするんです。

また、レオパゲルは床材の砂などにくっつきやすく、を起こすと腸閉塞などを起こしてしまいますので、床材をキッチンペーパーや新聞紙などに変えるなど工夫が必要です。

そのような気遣いもあなたのレオパへの愛情ですね。

レオパゲルの与え方

実際にレオパゲルを与えてみましょう。

与え方

レオパが一口で食べられる1㎝~2㎝ほどの量のゲルを絞り出して、ピンセットなどでつまみます。
次にレオパの目線に餌を持ってきて動かしながら、与えます。(レオパが食べなくなるまで与え続けましょう。)

餌を与える目安としては、子供のレオパには毎日。大人のレオパには2日~3日に1回が目安です。

あなたの飼っているレオパは、すぐに食いつくでしょうか?
それとも少し時間が掛かってから食べるでしょうか?

知り合いのレオパは、目の前にゲルを持ってきた瞬間にパクリと食べてくれたとのことですよ。

まとめ

レオパの拒食とその対策となるレオパゲルについて紹介してきました。

あらゆる生餌を食べずに拒食を起こしているレオパの飼い主さんは、試してみる価値があるかもしれません。

ただ、気を付けて下さい。
レオパゲルだけに偏るのは禁物です。

拒食が治ったら、今まで通り生餌も与えてあげましょう。
生餌に飽きてきた時にレオパゲルをうまく取り入れれば、食べ物が原因の拒食も防げるはず。

しかし、世話が焼けるほど可愛く思えるのは、人間の子供だけでなくレオパも同じですね。

生き物を飼うことは、そんなことにも気づくことができるので、素晴らしいことです。