知りたい 2019.01.23

高齢のうさぎに必要な食事とおすすめの運動法3選

飼っているうさぎがもうすぐ10歳になる…ペットの健康寿命が延びてきている今、そんなことも今や珍しくなくなってきましたね。
しかし経験された方ならわかるかと思いますが、歳を取ったうさぎの世話は思っているほど楽ではありません。

うさぎも高齢になると体力食欲共に低下していきます。
しかし飼い主として愛するうさぎにはいつまでも元気でいてほしいと思うもの。
高齢になっても愛情と栄養を惜しみなく注ぎたいと思うはずです。

・高齢のうさぎの食事量は変化するのか
・運動しなくなって体が衰えないか
・お年を召したうさぎにはどのような栄養が必要なのか


こうした疑問にひとつひとつお答えしたいと思います。

うさぎは何歳から高齢?

一般的にうさぎの寿命は7~10年といわれており、7歳にもなれば高齢といえます。

もう少し細かく言うと5歳以上はシニア、7歳を超えたらスーパーシニアなどとよばれたりしています。

スーパーシニアともなれば体も以前ほど思うように動かなくなり、食欲も低下していきます。

若いときは偏食や無理な運動などを多少しても問題なかったかもしれませんが、老化により衰えてきたうさぎには栄養面や運動面でさらに気を配らなければならない局面が増えていきます。

高齢のうさぎの食事

うさぎは高齢になると食欲や体力が低下していきます。

また、噛む力が弱くなったり消化器官がうまく機能しなくなったりすることも多く、若いときに比べて栄養面などで配慮しなければならない場面が増えます。

基本的には牧草を中心にして足りない栄養素をペレットで補助するというやり方になりますが、食欲低下や消化器官の問題なども発生しやすい時期のため、その都度量や種類の調整が必要になることもあります。

高齢うさぎの食事はなるべく健康に配慮したものを選び、体調を見ながら臨機応変に対応することが大切になってきます。

牧草

今まで通り高繊維のティモシーを与えますが、高齢になるとどうしても食が細くなり、中には全く食べなくなるうさぎもいます。

そういう場合には高タンパクのアルファルファを与えて食欲が戻ってきたら少しずつ元に戻していく方法を取りましょう。
又は、アルファルファペレットを少し混ぜてみたり、2番刈りの食べやすいサイズを与えてみるのも効果があります。

高タンパクを与えると太るのではないかという声が聞こえてきそうですが、高齢のうさぎはむしろ痩せてくる方が心配なので、たまに与える分には問題ありません。

心配なのはアルファルファが高カルシウムだという点。
高カルシウムは仔うさぎにとってはとても栄養価が高いのですが、うさぎには結石の原因にもなり得ます。
くれぐれも与え過ぎには注意してください。

ペレット

7歳以上のうさぎとなるとペレットはシニア用のペレットを選びましょう。
シニア用ペレットは高齢うさぎに必要な栄養素がバランスよく含まれており、老体に負担にならないよう作られています。

また量ですが、それほど多く与える必要はありません。
あくまで主食は牧草なので、補助的に与えるくらいでちょうどいいでしょう。
目安としては体重の2%未満です。

しかし、あまり食欲がないときは一時的な措置として、牧草の代わりに少しペレットを多めに与えるなどの調節をしてみるといいかもしれません。

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高齢のうさぎの運動 おすすめ3選

うさぎは高齢になると若いときほどはしゃいだり駆けまわったりはせず、ぼんやり寝ている時間が増えます。

特に普段からケージの外であまり遊ばないうさぎだと体が鍛えられず、筋肉も間接も弱ってしまいがちに…。

しかし、うさぎはマメに遊ばせないと足腰も衰えてしまい、老化が進んで病気にもなりやすくなります。
そうならないためにもうまく好奇心を刺激して身体を動かすように誘導することが大切です。

実際、身体が衰えやすい高齢のうさぎほど日常の運動が重要になってきます。

ただ。高齢のうさぎは若いときに比べて飼い主になついていることが多いため、誘えば素直に応じることも多いようです。

ただし、無理をさせてはいけません。
あくまでうさぎが楽しめる範囲で体に無理が生じない程度に留めましょう。

以上を考慮したうえでおすすめのお遊び3つをを下記に提示してみました。

追いかけっこ よくなついてくるうさぎなら、追いかけっこをしてみましょう。
離れて追いかけさせたりくっついたりを数分間繰り返すだけで大丈夫です。
お互い楽しめますし、うさぎにとっては足腰を鍛えるいい運動になります。
ボール回し ケージに固定されたボールを回して遊んでいるうさぎがいますよね。
実はアレ、ああ見えてかなりのエネルギーを消費しているのです。
ただ、ワンパターンではうさぎも飽きてしまいますので天井から吊るしたり、転がせるようにしたり少し工夫をしてみるとよいかも。
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壊して遊ぶ 個々の性格にもよりますが、うさぎはああ見えて破壊活動が好きなのです。
うさぎが何かにかみついたり引っ張ったりしている様を見たことがあるかと思いますが、あれは好奇心をむき出しにした破壊行為なのですね。

最近では、牧草などの天然素材で作った壊れやすいおもちゃが販売されていますので、そういったものを与えてかじって壊させるのもいいかもしれませんね。
実際やってみるとわかりますが、何かをかじって引っ張ろうとするのはかなりの体力を使います。

ただし、異物を飲み込んだりしないように最低限の配慮はしましょう。
特に高齢のうさぎは消化器官の機能が低下していることがあります。
十分気を付けるようにしてあげてください。

栄養摂取に不可欠な食糞ができなくなることも!?

うさぎはビタミンB群を自分の腸内で発行させて作り出し、食糞によってそれらの栄養素を得ているのですが、お年を召したうさぎは体がうまく動かず、食糞できないケースも多いようです。

そのため、不足しがちなビタミンB群をペレットなどの補助食品で補う必要が出てきます。

サプリなどで与えてもいいのですが、ビタミンは取りすぎても排出されるだけなので、できればペレットにも含まれていたほうが安心できますね。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?
うさぎが少しでも長く飼い主と一緒に健康でいられれば幸いです。

以下今回の記事のまとめ
  • 高齢のうさぎは食欲や消化機能が低下しがち。
    病気にもなりやすくなるので今まで以上に健康に配慮しよう
  • 食事はティモシー牧草とティモシーペレットが基本。
    ただし、体調に波があることが多いため、与える量や種類を見直さなければならないことも
  • 高齢のうさぎほど運動は重要。うまく工夫しながら体を動かすように仕向けよう。
    ただし無理は禁物
  • 食糞ができなくなることから栄養不足になるケースも多いので、高繊維でビタミンB群が入ったペレットをうまく与えよう